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美「じゃあ、このコース回ってきてよね〜ペアで懐中電灯一個だけ持ってって！」
はいっ！と美愛先輩に手渡された懐中電灯はほぼ灯りがないのにも等しいくらいの懐中電灯
「暗…」
柾「え、ねぇ、こんなの灯りないも同然じゃん〜美愛〜流石にこれは怖いって！」
美「男がああだこうだ言うな！怖くないでしょ！」
それじゃスタート〜！と美愛先輩の合図により各々がソロソロとバラけ出して動き出す
私たちはというとまだ柾哉先輩が美愛先輩に懐中電灯に対して文句を言っているので動きださず
暇だからちらっと胡桃の方を見てみると
雄「お、俺な？！ほんまにこういうの怖くないねんて！」
やから、後ろ隠れといてや！なんて言って胡桃より前に出てる雄大だけど脚は生まれたての子鹿のようにがくがくしてる
雄大、残念
胡桃はこういうの全く怖がらないタイプなんだよ
ほら、案の定雄大の後ろで必死に笑い堪えてるし笑
柾「変えてもらえなかった〜」
とあからさまにテンションを下げて私の方へと戻ってくる柾哉先輩
ほっぺを膨らませて拗ねている姿が子供らしくて少し可愛くて
「まあ、光が全くないわけじゃないですし！笑」
柾「…そうだね！」
よしじゃあ行こ！と私の手を取って進み出す柾哉先輩は王子様そのもの
え…ここ本当に公園？
花園とかじゃなくて？(違う)
柾「Aちゃん、怖くない？」
と口ではとても頼り甲斐のあることを言っているけど私の横にいる本当の柾哉先輩は
私の服の裾をガッチリと掴んでそれ本当に進んでる？くらいの小股で歩いてる
風の音とかにも身体をビクッと反応させてあたりを見回してて小動物みたいでなんだか可愛い笑
私はこういうのは全く怖くないしむしろ好きなくらいで全然怖くないんだけど…
なんて呑気に考えながら前に進んでいけば前の方に見えるわざとらしく木に吊るされている火の玉のしかけ
いや、あれはいくらなんでも紐見え見えだって笑
なんて考えながら進んでいけば急に引っ張られる私の袖
柾「ちょっとまって、！Aちゃん！あそこに火の玉いる…！やばいって…！」
とか言いながら私の後ろに隠れるように縮こまる柾哉先輩
いや…どう見ても作り物でしょ
なんてことは頭に浮かべるだけで絶対口には出さない
こんなの女の子らしくないし可愛げがないもんね！！！
「はは…そうですね〜…」
柾「え、もしかしてAちゃん怖がってない？」
と後ろから私の顔を覗き込む柾哉先輩
近いって…！
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オリゴ糖(プロフ) - こっち向いて！将吾くん！のページに飛ぶことができなくて、作者のページ？みたいなところにとんでも見当たらないのですが、どうすればいいのでしょうか？💦 (3月10日 20時) (
レス) id: 03f5e14907 (このIDを非表示/違反報告)
名無し55353号(プロフ) - 来未さん» お待たせしてすみませんでした😭😭これからも投稿は続けていくのでよろしくお願いします！来未さん、いつもありがとうございます^ ^ (2022年10月10日 7時) (レス) id: d513937dde (このIDを非表示/違反報告)
来未(プロフ) - 久しぶりの投稿嬉しいですー！ (2022年10月8日 16時) (レス) @page44 id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
来未(プロフ) - 名無し55353号さん» はい！まってます！！またコメントさせてもらいます！😂 (2022年8月8日 1時) (レス) id: 9e8586e58e (このIDを非表示/違反報告)
名無し55353号(プロフ) - 来未さん» 楽しみにお待ちください！！！いつもコメントありがとうございます🥲💞 (2022年7月14日 19時) (レス) id: d513937dde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむち | 作成日時：2022年1月30日 11時
