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『＿＿＿＿＿＿＿蓮海さん』
蓮海 「藤牧さん、泣かないでください」
『私なんかより、遥かに綺麗で美しくて、お洒落で洗練されていて、、柾哉さんの隣に私なんかが並べる訳ない…
一歩引きます。蓮海さん、柾哉さんを幸せにして下さい』
蓮海 「＿＿＿＿＿＿＿引かないで。」
左腕を掴まれた。
『え』
蓮海 「私が引くわ。柾哉は私といる時でも言っていた。
『Aはほんと可愛くて』って。写真も見せられた。
その時は、私が彼女なのに。と思ってた。
でも違う。貴方の方が柾哉の隣に相応しいわ。ごめんね」
『蓮海さん』
蓮海 「いいの。柾哉に言うわ。」
蓮海さん、勝手に悪者だの黒幕だの言ってごめんなさい。
嘘みたいに人が良くて、私を貶める発言もなかった。
．
Renmi Side.
藤牧さんは清楚で、小柄で可愛らしい女の子。
私とはほぼ正反対、
柾哉という一人の男を巡ってライバル視は確かにしていた。
よく彼が彼女の名前を出しては褒め称えていたから。
柾哉 「蓮海、急になんで呼んだの」
「貴方ね、最低よ！」
身につけていたお守り的な存在のピンキーリング。
柾哉が私に初めてくれたプレゼント。
柾哉 「はっ何」
「私といる時にも関わらずにね、藤牧さんの名前よく言ってたよね。そんなに好きなら私と別れて彼女と付き合いなさいよ。」
柾哉 「……」
ほら何も言えないでしょ？
柾哉 「蓮海」
「何よ」
柾哉 「俺は、彼女をもう幸せにすることが出来ないんだ」
どうも、私の関係や、色んな事が晒され、
藤牧さんまで手放さぜるを得なかったそうだ。
柾哉 「信用を失って、社長を辞職する事になった。」
「私とももう終わりね」
柾哉 「いや……！」
「一人で生きろって神様からのお告げだと思いな」
そう言い残して、彼の前から姿を消した。
藤牧さんとも終わって、私とも終わった。
きっとあいつは立ち直れないだろうな。
．
その日の晩、蓮海さんから電話があった。
『こんばんは』
蓮海 「藤牧さん、柾哉は貴方を幸せにすることが出来ないらしいわ。色々とあったみたいね。会社も辞職するそう」
柾哉さんが会社を辞める？？
突然の発表で頭が混乱する。
蓮海 「誰かが動いたのかも」
この時はまだ知らない。
柾哉さんを辞職に追い込んだ真犯人が許さんだという事を。
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Rin(プロフ) - 関節からシークワーサーさん» ありがとう凄く嬉しいお♡モチベ上がるわまじ最高 (2022年1月26日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
関節からシークワーサー - めちゃめちゃ面白いお❤︎ (2022年1月26日 22時) (レス) @page6 id: 676ee1f579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2022年1月22日 10時
