ep.8 ページ38
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西さんの提案は衝撃的だった。
Le' ocean bluの佐藤社長と西さんの共通の知り合いの手を借りて、LAPONE Designを退職し、Le' ocean bluの正社員として勤務することだ。
どうもその知り合いがキャリアプランナーだという事で、
その方に逢いに行く為に大手町の高層ビルに
西さんと向かう。
『＿＿＿＿＿＿＿あ、初めまして。』
？ 「初めまして。キャリアプランナーの中野海帆です。」
？ 「アシスタントマネージャーの許
西 「あ、俺の知り合い」
黒髪でキリッとした顔立ちの中野さんと、
ミステリアスな雰囲気を醸し出す許さん。
中野 「全て洸人さんから聞いてます。Le' ocean bluは嘗て3ヶ月ほど派遣社員で働かれていた、んですね。」
『はい、友達がその会社に勤務していて…』
中野 「お友達が…なるほど」
自分の発言をパソコンで入力する中野さん。
ただじっと私の顔を見つめる許さん。
西 「フェンファン、めっちゃ見るやん」
許 「あっ、すみません、つい可愛くって」
え、えええ！？
中野 「フェンファンくんちゃんと仕事して」
許 「あっすみません、、」
そりゃ怒られる。
中野 「少しでも僕らも力になりたいので、この計画は成功させましょう。次は来週の金曜日とかで宜しいですか？」
『大丈夫です』
西 「俺来なくても大丈夫？」
中野 「洸人さんはもう来なくても大丈夫です！」
西 「はーい、あとはちゃんとこの二人の話を聞くんだよ」
『わかりました』
ありがとうございました、と部屋を出ようとしたら、
許さんが声をかけた。
許 「藤牧さん」
その目線は明らかに私の目を見ていた。
許 「中野さんには内緒で、これ、僕のLINEです。」
え、これってもしかして…？
『あ、ありがとうございます』
そう受け取ると、許さんはニコッと微笑んだ。
許 「実は僕、柾哉さんの秘密、知っているので。」
少しだけ心が動いた。
許さんの事、気になり始めた自分がいた。
A追加しました。藤牧です。
電車内でLINEを送る。
すぐに既読がついた。
豊凡藤牧さん!急にLINE交換だなんてすみません。
豊凡僕、柾哉さんの秘密知っていると言ったのですが
豊凡蓮海さんの話は聞きましたか?
蓮海さん、
やっぱり柾哉さんは彼女が好きなのね。
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Rin(プロフ) - 関節からシークワーサーさん» ありがとう凄く嬉しいお♡モチベ上がるわまじ最高 (2022年1月26日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
関節からシークワーサー - めちゃめちゃ面白いお❤︎ (2022年1月26日 22時) (レス) @page6 id: 676ee1f579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2022年1月22日 10時
