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更に事件は続いた。
自分が大切にしていた企画書のデータが消去されていたのだ。
四谷 「そんな事ってあるの？」
森井 「聞いた事ないわ〜〜急に消える事ってある？」
駿静 「やるとするなら内部の人間だけだよね」
�眥� 「一から作り直しって事？？ひょー」
寝る暇惜しんで考えていた新作のピンキーリング。
資料は幸い、何部か予備に置いていたから良かったけど。
尾崎 「そんな事するのって大体……」
迅 「柾哉さんじゃないっすか？？」
最悪。
もう許せない。なんでそんな事をするの？
昨日の電話で変なことを言ったから？
西 「データ、あいつが消してたよ」
西 「あとLe' ocean bluの子会社化も嘘だよ」
なんで騙したの？？
私の感情を揺さぶる言葉を放たないで。
『嘘なんですか、今、私、誰も信じられません。』
西 「柾哉はAで弄んでんの」
弄んでる？やっぱりそうだよね。
私の事なんて本気で想ってる訳ないもんね。
海ほたるの事だって、あんなの幻だったんだ。
迅 「Aさんを利用してるって事ですか？ヤバっ」
西 「俺言っとくから。ええ加減にせぇよって」
『私が言います』
�眥� 「Aが言ったら柾哉さんは掌で転がすから」
『でも』
西 「＿＿＿＿＿＿＿誰かを信じて。」
誰かを信じる。今の私に1番必要なこと。
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Hiroto Side.
「柾哉」
社長室に突撃した俺は、すぐAの話をした。
「お前、Aが一生懸命考えた企画のデータ、消した？」
柾哉 「……あぁ」
「なんで消したりとかすんの？Aの気持ちなんにもわかってないじゃん！」
柾哉 「だって」
「言い訳とか聞きたくないね。」
柾哉 「俺にとってピンキーリングは嫌な思い出があるの」
「だからってデータ消すのもどうかしてるけどな」
柾哉 「それは……」
「あとさ、もう諦めろよいい加減、Aの事」
俺だって言う時は言うんだ。
柾哉 「お前に言われたくない」
「仕事に集中しろ、Aと出会う前の時️️️みたいに」
柾哉にはまだ言えない。
俺も、Aが好きだなんて。
『西さん』
「＿＿＿＿＿少しだけ話があるんだけど、いい？」
俺は勢いだけで、Aにある提案をした。
その提案を胸に、Aは柾哉の前から姿を消す。
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Rin(プロフ) - 関節からシークワーサーさん» ありがとう凄く嬉しいお♡モチベ上がるわまじ最高 (2022年1月26日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
関節からシークワーサー - めちゃめちゃ面白いお❤︎ (2022年1月26日 22時) (レス) @page6 id: 676ee1f579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2022年1月22日 10時
