Takeru. ページ14
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大阪から大学入学を機に上京した俺。
友達もおらんくて不安やった時、
同じ不安を抱えた女の子と出逢った。
不思議なことにその子と俺が同じ学部学科やって、
すぐに気が合って仲良くなった。
その子の名前は 藤牧A。
真面目で優柔不断で正直者だけど、俺がボケたら突っ込んでくれるし、後輩の面倒みはめちゃくちゃいい。
お洒落が好きで、デザインの勉強をしているうちに、
気づけば彼女の優しさとか温かさに惚れている自分がいた。
でも告白する勇気が出んくて、このままの関係性が続いている。
ある日話聞きたいな、って言っていた会社も含めた合同説明会にAと言っていた時、
あの人がいる会社にめちゃめちゃ勧誘された。
柾哉「話だけでも」
って言うから仕方なく聞いていた。
俺は正直条件と噛み合ってなかったから違うわ〜って思っていたけど、彼女はやたら真剣に説明を聞いていた。
説明会が終わった時、Aがあの人に呼び止められた。
柾哉「名前なんて言うの？」
『藤牧Aです』
柾哉「めっちゃ可愛い名前じゃん、話聞いててどうだった？興味ある？」
凄い質問されていて困ってるのに、
柾哉 「これさ、うちの看板商品なんだけど〜」
話が長くて俺先帰ろうかな、って思ったぐらい。
明らかにおかしかった。
あの人の目は、バキバキに輝いていた。
俺の方がAのこと、分かるのに、
他の人にAが取られるのは正直親友として、許せなかった。だから未だにあの人は苦手意識を持っている。
だから敢えてAにあの人の彼女を演じるという秘密の約束事を交わした。
ねえ、そろそろ俺も気持ち伝えないとあかんかな？
俺やって、Aを守れる自信あるで。
なんなら、あの人より愛せるし、幸せに出来ると思う。
＿＿＿＿＿＿＿俺、Aの事、好きやねん。
初めて遊んだ大１の夏から、
今日の今日まで俺はずっと好きやで。
ただの親友から、大切な恋人へ。
俺も素直になれたら、気持ち伝え行くから。
その時は迎えに行くよ。
待ってて、A。
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Rin(プロフ) - 関節からシークワーサーさん» ありがとう凄く嬉しいお♡モチベ上がるわまじ最高 (2022年1月26日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
関節からシークワーサー - めちゃめちゃ面白いお❤︎ (2022年1月26日 22時) (レス) @page6 id: 676ee1f579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2022年1月22日 10時
