斉藤博史の好きな人。

再び *博史side* ページ3

今日もつかれたなぁとひとつ伸びをする




誰もいない真っ暗な部屋を出る



「もう21:30(９時半)か。」


遅くなっちゃったなと思い急いで会社を出る




今日も椿眞子に無理難題なことを頼まれたりして
あの人はいったい何者なんだ。




貴方「あれ？君。この前の。」



あ、この前の(人1)さんだ。



「あ！(人1)さん！お疲れ様です！！！」



貴方「お疲れ様。斉藤くんだっけ？」



「はい！斉藤博史です！お疲れ様です！」



貴方「ごめんね。私、人の名前覚えるの苦手で。笑」



「いえいえ！お帰りですか？？」



貴方「うん、そうなの。今日は遅くなっちゃった。
斉藤くんも？」


「はい！」



貴方「いつもこのぐらいなの？」



「いや、いつもはもうちょっと早いです！」



貴方「そっか。あ、今日このあと暇？？
私たちの出会いの記念に飲み行かない？」




え？？飲みに！？？？


沖津さんが言っていた。


(人2)(人1)さんは1年目にしてプロジェクトの
大成功を収めたすごい人だって。



美人だし、性格もいいし、仕事もできるから
男性社員は密かに狙ってるって。



そんな人と飲みに行くなんて。

共亜火災保険に入れた次くらいに近い奇跡だ。

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