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退院日
医「それじゃあしばらくは安静にしてくださいね。絶対喧嘩なんてしないでくださいね!」
「わかりました!」
母「お世話になりました。」
そう言って病院を後にした。
未だに母さんの言葉が離れない。
起きた時に窓際にあった大量の花束は確実にマイキー達が来た証拠だ…。
なのに、起きた後は真一郎くん達はおろか、マイキー達も来なかった。
多分知ってるはずなんだけど…。
母「…A。まず帰ったら話をしましょう。それからよ。」
「…うん。」
ガチャ
「…ただいま。」
姉「おかえり…。」
何故か姉さんは少し怒っていた。
母「A座って。」
私は言われた通りに母さんたちの前に座った。
母「起きた時にも言ったけど、
マイキーくん達とは縁を切って。」
変わらないのか…。
母「これは…前から思ってたの。でも、今回ので確信したわ。あの子達と居れば、Aが無事ではいれない。」
母「これは理恵とも話したのよ。だからね、これを機に
実家に帰ろうと思うのよ。」
えっ?
「えっ…な、なんで…。」
姉「なんでって、あんた…縁を切れって言ったってね、学校で会う奴らもいるんだろ?…そうゆうのもあるだろ。」
「ちょっと待ってよ!!それはおかしいよ!なんで学校の友達とも離れなきゃ行けないの!?」
おかしい…。
こんなの嫌だ。
母「でもね…わかってよA…。こうでもしなきゃ私達がもたないの…。」(泣)
でもね、
母さん…。
「母さん…ごめん…。」
それでもあそこは、
「母さんがなんと言おうと、私は!!
マイキー達とは縁なんか切らない!!!」
私の居場所なんだ。
バンッ
姉「いい加減にしなよ!!!母さんがどんな思いでずっと考えてたかわかんないの!!どんな思いで、あんたが怪我して帰ってきたのを見てたと思う!!?ふざんけんなよ!!」
「ふざけてなんかない。そんなんで、マイキー達と離れるなら、
1人暮しでも何でもしてやる。」
私達の友情は普通じゃない。
私もあいつらに溺れてるな…。
「だからお願い。母さん…。」
母「っ!!」
私は母さんに向かって土下座をした。
「もうこんな気持ちにさせないよ…。だからまだマイキー達といさせて欲しい。」
母「…。」
──
文字数ゥ…
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江美 - 面白かったです!続き待ってまーす☆頑張ってください(^_^) (2021年8月4日 17時) (レス) id: 6da2173be1 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2021年8月3日 9時) (レス) id: 0952a8c42d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピーさん | 作成日時:2021年8月3日 9時