自発的服従 ページ12
黒×黄
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この世には“服従”という言葉がある。
その多くは下に位置する者が強制で上に立つ者に従う。
けど、どっくんは例外みたいや。
自ら支配されることを望み、
自ら服従することを望む。
その歪んでいるようにも見える素直さと健気さは
俺だけのもの。
俺だけが知っとればええ。
｢横山くん、大好きや｣
俺の膝に跨がって、
首筋に鼻を擦り付けながらそんなことを言ってくる姿だって、
他のメンバーにも見せたない。
｢言われんでもわかっとるで？｣
｢俺だけの可愛いどっくんやん｣
どっくんはきっと、
俺が命じれば人を殺めることも厭わない。
従う理由は
ただ俺の傍におりたい、
俺から離れたない、その想いだけ。
それほどに従順。
一度だけこんなことを言われたことがある。
｢横山くん、もし、もしもやで？俺がいらんくなったら、その時は殺して？｣
｢横山くんおらんかったら生きていかれへんねん｣
そう言うてふわりと綺麗な笑顔を見せた。
せやから、俺は決めてん。
絶対離さへん、
自発的に服従するどっくんの絶対的な支配者になって、
俺に縛り付けたんねん。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
少し書かんやったら恐ろしいほどに訳の分からぬシロモノが(笑)
偶には重めもいいですよね。
そのうち昼ドラ級にドロドロしたお話も書いてみたい←
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らぱん。(プロフ) - 琉羽。さん» ありがとうございます
そう言って頂けるのは嬉しい限りです!
続編、アイデア浮かんだら書かせて頂きますね ^^ (2017年6月21日 21時) (携帯から) (
レス) id: a00190862e (このIDを非表示/違反報告)
琉羽。(プロフ) - まるすばのストーカーの話好きです！続きがあれば読んでみたいです(*^ω^*) (2017年6月21日 14時) (レス) id: 08494957c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぱん。 | 作成日時：2017年5月25日 23時
