103.常連さん。 ページ8
あの日から度々来るジョンインくん。
カイくんと呼ばれるのはあまりお好きではないみたいで。
「ジョンイン。ヌナそう呼んで？」
2回目に会った時はそう言われた。
調べたことを話すと嬉しそうに笑って
「俺凄かったでしょ？笑」
なんてこないだの私みたいに言うから笑ってしまう。
「ヌナのマッサージ絶妙なんだよね。押して欲しいとこいい具合に押してくれて…。」
なんてうつ伏せになりながらジョンインくんは喋る。
「あんなに踊ったら腰に負担かけちゃうから…せめてしっかり癒してあげたいなって…。」
「ははっ…ヌナ優しいね。」
「そうかな？」
「俺さ、いつか踊れなくなるのが怖いんだよね。」
急にぽつりと呟く彼。
そりゃ…こんだけ痛めつけたらいつかは…。
そう言おうとしたが辞めた。
「なら、ヌナのとこずっと来なさい？マッサージしてあげるから。ずっとジョンインくんが踊れるように、マッサージしてあげる。」
彼にとっては踊るのは呼吸するのと同じぐらい必要なんじゃないかな。
私の近くにもいるし、そんな人。
ホヤもそんな感じがする。
なんて考えてたら暫くすると、
「ははっ…ヌナには敵わないや。笑」
そう笑った声がするかと思いきや本日もスヤスヤ寝てしまった。
あれから調べたけど、彼らEXOは相当売れてて忙しいみたい。
本当はここに来る暇もないんじゃないの？
って位忙しいし、プライベートもないみたい。
常に彼らには側にファンがいるみたいだし。
今日だって見慣れない女の子たちが予約で入ってて、彼を一目見ようとして予約したみたい。
幸い時間がずれてるし、個室だからこの中で会うことなく帰れそうだけど…。
このお店の中ではキムジョンインとしていたいみたいだから、なるべく彼が安らげる様にしてあげたいな。
なんて思ってたら終了のアラームが鳴った。
「ほらっ…ジョンインくん起きて？」
いつものように軽く揺するとジョンインくんは起きて。
「ヌナ、今日これで仕事終わり？」
「え、あ、うん。終わりだけど…。」
「じゃあ、ご飯。 ご飯食べに行こう。」
「へ？いや、いいよっ！見つかったら大変でしょ！？」
「大丈夫だし。ヌナ一般人だし、話題にもならないから。」
いやいやいやいやいや。
そーゆー問題じゃないでしょ！
「ダメ？」
子犬のようにしゅんとする目。
それって反則でしょ！？
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makichi0527(プロフ) - こんにちは。初めまして！続き読みたいです！筆致すごく素敵なので(^ ^)ピニがこんな状態だから、特に読みたい気持ちがはやります。ぜひ、更新お願いします(^ ^)まってます！ (2017年8月26日 16時) (
レス) id: be54a9c7b9 (このIDを非表示/違反報告)
ホ - あーもーwwwww みょんすを見る目が……ただの変態でしかないww ……いや、もともと変態なのはしってるけどさwwwww 最初の話のは結構くいいってみてて、涙がぷあぶあでてたけど、さんになってからwwwww あれ？ピョンテ率があがったww (2016年2月14日 12時) (レス) id: 9d5f231e06 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - とてもおもしろくて、胸きゅんです。これからも読みにきます！ (2015年5月1日 0時) (レス) id: d3c9a67ab3 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とてもおもしろかったです！更新ファイティン！ (2015年3月15日 4時) (レス) id: d7c42b40a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - クンミンさん» こんにちわ^^ 名古屋と東京なんですね！私も参戦します〜＞＜ 楽しみましょうね！ (2015年1月3日 16時) (レス) id: 0eb6d23532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカン | 作成日時：2014年5月21日 8時
