127.譲れない幸せ。 ページ33
朝方喉が渇いて部屋を出ると。
「早速？笑」
そうリビングにいるウヒョニヒョンが声をかけてきた。
「ヒョン…寝てないの？」
「まあね。あんだけ聞こえちゃうとね。笑」
「ごめん…。」
「ん、むしろ俺らが迷惑かけてるし。ごめん。」
眉尻を下げて笑うヒョン。
何で同じ人なんだろう…。
Aじゃなかったら…よかったのに…。
「あんなさあ…何でもどうぞとか言ったのに、やっぱり好きなんだなあ…って痛感した。」
「ヒョン、何でAなの…？」
「ん、もう話してもいいかな…。」
正直ミョンスが気になってる彼女に初めて出会った時、電流が走った……なんて事はなかった。
けど、ある日彼女が僕に言ったんだ。
疲れないの？
って。
「全然疲れないよ？インスピリットがいるから僕もいる。」
するとAちゃんはこう言ったんだ。
本当のナムウヒョンはどこ？
自分でも気づかないうちに俺は自分の存在が消えてしまったんだ。
そして息苦しくても戻る自分がいなくて。
そんなことすら忙しくて忘れていた。
彼女は忘れていた自分を引き出してくれたんだ。
「へー…そんな事あったんだ。」
「ん、…だからかな？ Aちゃんが嬉しそうだと嬉しくて、悲しそうだと悲しい…。」
「ごめんね、ヒョン。Aは譲れないんだ…。」
「わかってる。むしろごめん…諦めらんなくて。」
切なそうに笑うヒョンを見て、
次にヒョンが好きになる人は全力で応援しよう…
そう心に決めた。
「こらミョンス！いい加減起きなさい！」
「ん……。」
目を覚ますと腕を組んで部屋のドアの前に立つ君。
「おはよ……。」
「もう！ウヒョンとソンジョンは出かけちゃったよ？」
「ん……今何時？」
「もうすぐお昼。ミョンスは出かけないの？」
「出かける…一度宿舎戻らなきゃ…。」
「ぷっ…寝癖直してから行きなよ？笑」
俺を見て笑うA。
「ねえA？」
「ん？」
部屋を出て行こうとするAを引き止める。
「好きだよ。」
「ふふ、知ってる。笑」
頬が少し染まる君が本当に愛しくて幸せだ。
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makichi0527(プロフ) - こんにちは。初めまして！続き読みたいです！筆致すごく素敵なので(^ ^)ピニがこんな状態だから、特に読みたい気持ちがはやります。ぜひ、更新お願いします(^ ^)まってます！ (2017年8月26日 16時) (
レス) id: be54a9c7b9 (このIDを非表示/違反報告)
ホ - あーもーwwwww みょんすを見る目が……ただの変態でしかないww ……いや、もともと変態なのはしってるけどさwwwww 最初の話のは結構くいいってみてて、涙がぷあぶあでてたけど、さんになってからwwwww あれ？ピョンテ率があがったww (2016年2月14日 12時) (レス) id: 9d5f231e06 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - とてもおもしろくて、胸きゅんです。これからも読みにきます！ (2015年5月1日 0時) (レス) id: d3c9a67ab3 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とてもおもしろかったです！更新ファイティン！ (2015年3月15日 4時) (レス) id: d7c42b40a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - クンミンさん» こんにちわ^^ 名古屋と東京なんですね！私も参戦します〜＞＜ 楽しみましょうね！ (2015年1月3日 16時) (レス) id: 0eb6d23532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカン | 作成日時：2014年5月21日 8時
