117.デート。 ページ23
「いや、絶対無理だよ！」
「無理じゃないよ。」
「だって、バレたらどうすんの？」
「彼女だって言う。笑 」
「絶対駄目！」
「大丈夫。インスピリットは優しいから。」
「そういう問題じゃ…。」
「デート…したくないの？」
そんなのわかって聞いて来るんだから。
「したいに…決まってるじゃん。」
「じゃあ、準備して行こう。あ、俺も着替えに宿舎戻ろうかな？」
なんて呑気な事言うからもう言うの諦めた。
「準備してくる…。」
「じゃあ用意できたら連絡して？宿舎にいるから。」
「うん。」
そう言って出てくミョンス。
そんな背中を見送った後考える。
駄目って言いつつも、やっぱり嬉しい。
急いで準備しなくっちゃ。
「は？」
午後3時。
準備を終え、近くの駅で待ち合わせする。
いつもよりオシャレしたくて、化粧も服装も可愛くしてきた(つもり)。
けど、出てきたミョンスの第一発生は機嫌が悪い。
何でよ。
「ねえ、スカート短くない？化粧だっていつもより濃いし。」
「似合わないかな…？」
不安になる。
実は全然可愛くないかな？
気合い入れすぎちゃったかな？
「可愛い。けどムカつく。他の奴に見せたくない。」
「へ？」
「だから、他の奴に可愛いA見せたくない。」
そう言って耳まで赤くして私の手を引っ張る。
「ちょっ…手！」
「いいよ、付き合ってるんだから。」
そう言って駅に入ってく。
気のせいかな？視線感じるんだけど。
もうバレた？
「Aさ、更に俺にライバル増やさせたいの？」
「え？」
「さっきから男達が見てる。ムカつく。」
「き、気のせいだよ！ あ、もしかしてミョンスがバレ
「はあ…本当鈍いよね。」
私の言葉を遮るようにミョンスはため息をついた。
暫く電車に乗っていると
「次降りるから。」
そう言って私の手を引き、電車が着くと降りた。
周りを見るとやっぱり視線が痛い。
どう考えてもやっぱりミョンスってバレてるよね？
それから暫く街中を歩いていく。
「ここさ…俺の地元なんだ。」
「そうなの？」
「うん。連れてきたかったから。」
暮らしやすそうな街並みを見て。
ミョンスはここで育ったんだ。
そう思いながら歩いてると。
「あ、ここ実家。」
「え？」
「実家。行こう。」
え、実家？！
いきなりすぎるよ、ミョンス！
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makichi0527(プロフ) - こんにちは。初めまして！続き読みたいです！筆致すごく素敵なので(^ ^)ピニがこんな状態だから、特に読みたい気持ちがはやります。ぜひ、更新お願いします(^ ^)まってます！ (2017年8月26日 16時) (
レス) id: be54a9c7b9 (このIDを非表示/違反報告)
ホ - あーもーwwwww みょんすを見る目が……ただの変態でしかないww ……いや、もともと変態なのはしってるけどさwwwww 最初の話のは結構くいいってみてて、涙がぷあぶあでてたけど、さんになってからwwwww あれ？ピョンテ率があがったww (2016年2月14日 12時) (レス) id: 9d5f231e06 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - とてもおもしろくて、胸きゅんです。これからも読みにきます！ (2015年5月1日 0時) (レス) id: d3c9a67ab3 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とてもおもしろかったです！更新ファイティン！ (2015年3月15日 4時) (レス) id: d7c42b40a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - クンミンさん» こんにちわ^^ 名古屋と東京なんですね！私も参戦します〜＞＜ 楽しみましょうね！ (2015年1月3日 16時) (レス) id: 0eb6d23532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカン | 作成日時：2014年5月21日 8時
