116.誠意。 ページ22
「んっ…。」
目を覚ますとベッドの上。
ミョンス…運んでくれたんだ…。
隣にミョンスはいなくて、重い身体を動かしリビングに行くと、バスルームからミョンスが出てきた。
「起きた…？」
「うん…。」
少しカラカラの声。
「やりすぎたよな？ごめん…。」
そんな掠れた声を聞いてかミョンスは謝ってきた。
謝らなくてもいいのに…。
冷蔵庫から水を取り出すと私に渡してくれた。
「ありがと…。」
「うん…。」
重い空気が流れる。
「あのさ、」
「ん？」
先に破ったのはミョンスで。
「俺、Aが思ってる以上にAの事好きだから。」
「うん…。」
「他の奴とか見てる余裕ないし、Aしかいらないから。」
「うん…。」
ぎゅっと握られる手。
見つめ合う瞳。
「だから俺を信じて。」
すっごく真剣に話すミョンスを見たら口が勝手に動いていた。
「わかった…信じる。」
柔らかく笑い
「よかった…。」
と彼は笑った。
昼頃起きると隣にミョンスはいなくて。
リビングに行くとミョンスがキッチンから
「おはよう、身体大丈夫？」
何て声掛けてきた。
「うん、大丈夫。」
「待ってて、もう少しで出来るから。」
そう言うと、ミョンスはフライパンと格闘中。
テーブルにはミョンスが作った料理が並べられていた。
「はい、出来た。A座って？」
「う、うん。」
椅子に座るとミョンスが私の前にオムレツを置いてくれた。
ぱくりっ。
一口食べる。
ん？見た目より美味しい。笑
「どう？」
隣の椅子に座ってニコニコ聞いてくるミョンス。
「美味しい。」
「そ？よかった。笑」
さらにニコニコになるミョンス。
可愛い。笑
テーブルには他にトーストに、サラダ。
ミョンス一生懸命に準備してくれたんだ…。
そう思うと心がじーんっと暖かくなって、ぼろぼろ涙がこぼれてきた。
「ちょ、何で泣くの？美味しくない？」
慌てるミョンスを横目に頭を振る。
「ミョンス…好き。」
やっと絞り出せた声。
すると彼は安心したように笑って
「うん…知ってる。」
そう言って頭を撫でてくれた。
美味しくご飯をいただいて、キッチンで後片付けをしていると。
「ねえA、デートしよっか？」
ミョンスはいきなりそう言い始めた。
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makichi0527(プロフ) - こんにちは。初めまして！続き読みたいです！筆致すごく素敵なので(^ ^)ピニがこんな状態だから、特に読みたい気持ちがはやります。ぜひ、更新お願いします(^ ^)まってます！ (2017年8月26日 16時) (
レス) id: be54a9c7b9 (このIDを非表示/違反報告)
ホ - あーもーwwwww みょんすを見る目が……ただの変態でしかないww ……いや、もともと変態なのはしってるけどさwwwww 最初の話のは結構くいいってみてて、涙がぷあぶあでてたけど、さんになってからwwwww あれ？ピョンテ率があがったww (2016年2月14日 12時) (レス) id: 9d5f231e06 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - とてもおもしろくて、胸きゅんです。これからも読みにきます！ (2015年5月1日 0時) (レス) id: d3c9a67ab3 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とてもおもしろかったです！更新ファイティン！ (2015年3月15日 4時) (レス) id: d7c42b40a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - クンミンさん» こんにちわ^^ 名古屋と東京なんですね！私も参戦します〜＞＜ 楽しみましょうね！ (2015年1月3日 16時) (レス) id: 0eb6d23532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカン | 作成日時：2014年5月21日 8時
