表情管理

#18 ページ18

すらっと細身な後ろ姿

ユニフォームから見える筋張った腕





チョンウォヌ君かと思ったけど






バスケ部なわけないか.....





チョンウォヌ君のユニフォーム姿を想像するだけでニヤニヤしてしまう



それでバスケもできたらやばくない！？

イケメンすぎない！？





なんて妄想を広げていると後ろから


「A！！」

「あ、スニョン！」

「あ、ってなんだよ笑
てゆうかお前見に来てくれたんだな」

「スニョンがどうしても来いって言うから〜」



ほんとはイケメンバスケ男子を見たいという気持ちもあったけど


それは秘密。





「ちゃんと俺のナイスプレーを見とけよ！
ぜったい惚れちゃうからな」


「なに？スニョンは私に惚れさせたいの？笑」


「.............」





えっ何その反応


自分から言っといてスニョンが反応してくれないから恥ずかしくなる


「だ、だってお前いつも俺のことバカにするから少しはかっこいいところ見せたいじゃん....？」


「バカになんてしてないよ〜笑
ちゃんと見てるからスリーポイントくらい決めてよね！」


「おう。お前が見てるなら頑張れるわ
ちゃんと見とけよ？」


そう言って私の頭を ぽんぽん とする




なに、なにそのセリフ

漫画のようなセリフを軽々と....



無駄にドキドキしちゃうじゃん

スニョンのくせに....




そのドキドキを紛らわすために急いでヒョナの元へ向かった





ヒョナと一緒に体育館の上の通路に移動すると

ブザーの音とともに試合が始まった






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