表情管理

#15 ページ15

〜wonwoo side〜






イ・A


何で俺はアイツにカトクなんてしたんだろ
自分でもわからない



俺の顔をみる なんて言った次の日、
わざと俺のことがわかるように

席に向かうときわざとアイツの前を通ってみた


流石にこれで分かっただろう笑


その日はちょこちょこと何かある度に俺のことを見ている気がしたけど
俺は授業中寝ていることが多かったからきっと気のせいだろう





次の日、教室に入るとアイツが目に入る

けど隣の席のやつと話しててこっちは見ない
やっぱり昨日のは気のせいか







放課後部活にいくと1年生だけで練習試合があると顧問から伝えられた

1年の間はあまり試合に出させてもらえないと思っていた俺は試合をすることができるという嬉しさを隠せずにジフンの元へ走って向かった



「やあ！ジフン今週の日曜試合だって！」

「いや、さっき聞いたわ笑
てゆうか珍しくテンション高いなウォヌ」


なんだよ、こんな喜んでるのは俺だけ？


「嬉しくねーのかよー」

「そりゃあ嬉しいだろ〜
ぜったい応援見に来る人多いじゃん、
かわいい子来るじゃん、
俺のナイスプレーを見るじゃん、
俺に惚れるじゃん、
俺モテモテじゃん、
ってかんじだろ？」

「そんなことかよ〜」




でも、実際ジフンは女子に人気がある方だと思う。
見た目は幼いかもしれないけど
中身はけっこう男前だし男の俺もかっこいいと思えるところがいくつかある。

本人は自覚してないから言わないでおくけど



「だからウォヌもかっこいいプレーできるように練習するぞ！」


はいはい。って思いつつジフンと練習を始めた




てゆうかプレー見ただけで惚れる女子なんているのか？笑

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