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炎と加虐を司る冷徹悪魔 ページ4

【Side:ルシア・ヴォルデゴード】

深度9000に位置する陰湿な雰囲気の屋敷
この屋敷には人呼んで死の悪魔と呼ばれる悪魔が住んでいる
その名はルシア・ヴォルデゴード
炎と加虐を司る上級悪魔である
彼女は最上級悪魔にもなれる実力者でありながら契約業にのみついている変わり者であった
本来であれば王宮住まいにでもなればよいものを彼女はそれをよしとせず一人で行動するのだ
彼女の仕事は一級品
刈り取る魂はどれも最上級
高く売れるし味も美味ときた
さらに言えば彼女の食事は人肉と悲鳴、不の感情
故に彼女は仕事をしなくても生きていけるのだ
しかしそれ以外に少々難があり、王宮の要請は気が乗らない限りガン無視
人間の悲鳴と不の感情も立派な商材なのに独り占めする
他の悪魔が喉から手が出るほど欲するそれらは全てルシアが手に入れた、作った物なので責められるいわれはないのだが
おまけに片手は異形のシザーハンズ紛いの黒い手
目付きも最悪
性格にも難がある
そんなこんなで一部の悪魔からは嫌われていた
まぁ彼女自身が周りと関係を持たないのでどうということはないのだが
今日も彼女は一人王宮の図書館にも負けない程の量の本がある書斎で一人読書をしていた
周りにはルシアが能力でつくった自我を持たない炎の下僕がせっせと作業している
本を読み終わりパタンと閉じると彼女はため息をついた

「読み終わってしまった…暇だな。全く…こうもやることがないと暇すぎて死にそうだ。拷 問室にいる家 畜共は今日のメインデッシュになるとして魂を刈って適当に売り捌くにも肉の質を落とさないためにも今は我慢だ。食べ過ぎは健康に良くないからな。」

こんなことをいっているが毎日毎日寝ないでくまがくっきりついた目では健康もくそもない
要は今日はそんな気分じゃないと言うことだ
適当に理由つけてるだけである
彼女は立ち上がると職人に作らせた骸骨の杖を手に立ち上がると手を叩いた

「今日は7時に帰る。それまでに家 畜4番の腕と8番の頭でディナーを用意してくれ。その他必要な部位があれば適当に他のやつからもげ。悲鳴は悲鳴ワインの貯蔵庫に入れておいてくれ。今日は1500年物の悲鳴ワインにするから。留守は頼むぞ。」

下僕にそう言い聞かせ、ルシアは屋敷に強力な結界を張ると一直線に飛んでいく
行き先はインフェロスでも有名な本屋ブックストア・ララバイ(bookstore ・lullaby)
度々ルシアはこの本屋に来ることが楽しみである
まぁお目当てを手に入れたらすぐ帰るのだが
さてさて
そんなこんなで彼女は本屋の中に入っていった

付添人→←結局は私。



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桜吹雪(プロフ) - 更新しました (2022年6月30日 17時) (レス) id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 更新します (2022年6月30日 16時) (レス) @page26 id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 更新しました、一つ非公開にしています、ごめんなさい、明日には完成させます (2022年6月29日 22時) (レス) id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - お久しぶりです、少し今ある話を他の話に影響しない程度に内容を厚くするために更新します (2022年6月29日 20時) (レス) id: 54355a9e46 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 更新しました! (2020年6月28日 21時) (レス) id: efc9fd7292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキノシタ x他5人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/bbs/t%3A「貴方が悪魔として生きる日々」/8814195/res#topicto...  
作成日時:2019年8月1日 20時

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