th ページ6
｢やだー！！！ヒョーーーンｯ！！｣
『て、テヒョナあ…』
俺の腕の中でわんわんと泣いているのは、恋人のキム・テヒョン。
泣きすぎて目を真っ赤に腫らし、明日も仕事あるのに…。なんて心配するほどだ。
『こればかりはしょうがないよ』
｢だって……、今日会うの2年間ぶりなんですよ？？それなのにいっ、また会えないなんてやです！！｣
最近、本国に帰ってきたばかりの俺。大学の海外留学に、長いと思うが2年間も行っており、今度からは兵役に行くことになっていた。
｢僕がどんな気持ちでずっと過ごしてたのかもわからないく癖にっ｣
海外留学に行くのも、最初はテヒョナには反対されていた。そして、やっとの思いが実り、渋々承知してもらえたのだ。
彼もアイドル。頻繁には会えなかったものの、彼の休日には、いつもデートやらなんやらをしてくれていた。
『土日休みだから大丈夫だよ』
｢仕事がはいってます｣
『毎日連絡入れるよ』
｢ヒョンに会えないと嫌です｣
『テヒョナ…』
俺の胸で泣き続ける彼を可愛いと思ってしまう自分が嫌だ。
明るめの髪の毛に手を添えると、ピクリと体が跳ねる。
｢ヒョン好きです、サランヘ。だから…行かないで｣
顔を上げたテヒョン。頬には太くなった涙のあと。指で拭ってやると、可愛い声をだした。
｢ヒョンに会えないと夜も眠れません｣
『テレビ電話しよ』
｢仕事も頑張れません｣
『ファンの子に申し訳ないよ』
｢ヒョンに会えないと死んじゃいますｯ…｣
｢ヒョン不足なんです！！！ヒョンに愛されたいんです。1日も多く、長く、深く…｣
『俺だってそう思ってるよ。だから、早くテヒョナに会うためにずっと、ずうっと我慢してきたんだよ。テヒョナだけじゃないんだよ』
額や瞼、頬に何度も何度もキスを落としていく。ふわふわしたようなテヒョンに軽く口付けると、そんな事をするから離れたくないんです。なんて可愛いことを言われた。
『ヒョン、国を…テヒョナを守れるように頑張ってくるね』
｢……頑張ってきてくださいね｣
｢や、休みの前の日には連絡入れてくださいね。あと他の人に目移りもしないでください｣
『わかってるよ。もー…テヒョナ大好き』
｢ヒョンもっとポッポ｣
『キヨウォテヒョナ〜♡』
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なつお(プロフ) - 猫わかめさん» 返信遅くなり申し訳ありません！コメント有難うございます！趣味が合う方がいて嬉しいです〜！ (2019年2月2日 21時) (
レス) id: bd9eac76f0 (このIDを非表示/違反報告)
猫わかめ - すみません。最終回終わってましたね。完結あめでとうございます！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: d5ef40128c (このIDを非表示/違反報告)
猫わかめ - 最高です。大好きです。失恋系好きすぎる。We Don't Talk anymoreっていい曲ですよね。。グクミンのも好きだす。更新頑張ってください！ (2019年1月29日 22時) (レス) id: d5ef40128c (このIDを非表示/違反報告)
なつお(プロフ) - びくさん» 本当ですね(汗)ご報告ありがとうございます！ (2018年12月11日 16時) (レス) id: bd9eac76f0 (このIDを非表示/違反報告)
びく(プロフ) - 誤字だと思われるものを見つけました「これがね、一番似合うと思う思うんだ」ってなってます (2018年12月8日 19時) (レス) id: 0e5e64ef62 (このIDを非表示/違反報告)
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