たぁとやすとお風呂 4 ページ4
「たぁくん、お願いしま〜す。」
風呂に入ってしばらくした頃、俺を呼ぶ声がした。
俺はTシャツに短パンに着替え、風呂場のドアを開けた。
「なんで洋服着てるん?」
「はあー???」
おまえこそ、何かんがえてるねん!!!
「いいから、背中向けろや。(笑)」
身長のわりにでかい肩幅の背中を
ゴシゴシ洗う。
「ありがとう、久しぶりに気持ちええわ。」
もっと気持ち良く、したろかいな。(笑)
「ほら、洗えたでって、お前こっち向くなって。」
「たぁくん、一緒にお風呂入ろうや。」
もう、俺をどうしたいん。😭
我慢も限界すれすれやで。
「たぁと一緒に湯船入りたい。」
もうかあん、無理!
俺は着ていた洋服を脱ぎ捨てると、
ドアの外に放り投げた。
俺が先に湯船に入って、やすを待つ。
「方向違うで。
並ぶんじゃなくて、こう。
そんでもうちょい前に行って。」
言われたとおりにすると、やすは
俺を後ろから抱きしめた。
「くまさんの背中はやっぱり気持ち良えね。」
やすの大事なもんが腰に当たってるって。
「ねぇ、たぁは幸せ?」
「おまえな、このシチュエーションでそれ聞くか?」
「え?」
「幸せに決まってるやろ。(笑)」
「へへ·····、たぁ、だぁ〜い好き。」
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作者名:niko | 作成日時:2019年8月1日 13時