夏の大冒険。�� ページ3
無事、姉の推しのライブが終わり気分の良くな
った三人は、酒盛りに出かけよう！という話に
なった。
「ビールでも飲んで乾杯しようよ。」
私たちの考えは非常に甘かった。
ときすでに、10時過ぎ。
開いてる店が、無い。
開いていても、待ち人たくさんで、待たせても
くれない。
また、ご飯難民である。
そんな時、あるお店が私の目に入った。
うそやん。(驚)
そう、あの黄色の看板。
行きたくても、行けなかったお店。(近くに
店舗がない。泣)
あの、鳥○族だ。
「あそこに行ってみよう。」
すかさず私はそう言っていた。
念願叶って、初鳥○族。
ビールで乾杯をして、出てきた料理をいただく
ことに。
どれを食べても、う、ま、い。
今回、私はついているかもしれない。
ならぼ、明日、見れるかも。
ビールの力を借りて、いざ姉に報告。
意外にも、
「行ってくれば？」というありがたいお言葉。
やったー。
心の中でガッツポーズ。
友人は、ニコニコ笑ってくれていた。
後はチケットさえ、手に入れば。
眠れない夜を過ごして、いざ、朝を迎えた。
身支度を整えて、いざ、朝食バイキングへ。
きっとお昼なんて食べてる時間もなさそうだか
ら、気合いを入れる。
よし、食うぞ。
田舎生まれ、田舎育ちの私は、めっぽうバイキ
ングに弱い。
何が？とおもわれるかもしれないが、どれもこ
れも食べたくなるのである。
お恥ずかしい限りである。
まずは、和食を攻めた。
どれもこれもおいしかった。
ホテルの方が、
「空いたお皿、おさげします。」
と言われて、まだ食べたい私は、
「まだ、食べてます。」と言ってしまった。
姉から、
「次のお皿で取りにいけばいいんだよ。」
という言葉が飛んできた。
あー、また、やっちまった。
と思ったのは一瞬だけで、すぐに次の料理を取
りにいった。
結局、和食、洋食、フルーツ、ジュース、コー
ヒーまでいただき、いざ決戦の地である新宿に
出かけたのである。
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作者名：niko | 作成日時：2023年7月25日 9時
