恵方巻き、作っちゃうんです。�� ページ35
祭りの後で。
エイトさんとAさんside
みんなでワイワイガヤガヤして、
今年の節分は終わった。
今日一日頑張ったぬい達は、
疲れて眠ってしまっていた。
「今回もぬい達に癒されたな。」
「Aさんも、ありがとう。
お疲れ様。」
「マメに良くやってくれるよね。」
「私も楽しいんですよ、実は。(笑)
ぬい達から電話があると、ワクワク、ドキ
ドキするんです。」
「あいつらいつの間に、電話なんて。」
「嬉しいんです。
可愛い子供みたいで。
こんな私を頼ってくれるなんて。」
「めっちゃ頼りになってますよ。
俺らみんなでエイトなんやから。」
「チームエイトだよね。」
「はい！」
「節分が終わると、すぐにまたイベントが
あるよね。」
「え？何が？」
「ほら、この前みんなで作ったやん。
あれだよ、あれ。」
「あー、あれか。」
「バレンタイン。」
「そう、バレンタインのチョコ。」
「チョコをちょこっと欲しいな。」
丸ちゃんのこの言葉に、みんなが笑いに
包まれた、
「え？何か言うた？」
この声でちび達が目を覚ました。
「片付けは私がしておきますんで。
遅くなってしまったし。」
「そりゃあかんわ。
みんなでやればすぐ終わるやん。
手分けしてやろう。」
そういうと、率先してエイトさんが片付けを
始めた。
「お前らも手伝えよ。」
「はぁーい。」
今日は節分だったけど、
ここにはきっと鬼なんていないんだろうな。
いや、きっと鬼がいたとしても、
彼らの優しさで、
優しい鬼に変わるんだろうな。
私も、誰に対しても優しく出来るように
頑張らなきゃ。
鬼は外〜じゃなくて、
鬼はうち、福はうち〜になるように。(笑)
さぁ、帰るぞ。
「はぁーい。」
そう言うとぬい達をポケットにそれぞれ
入った。
ちょこんと顔だけをだして、
「じゃ、Aさん、バイバーイ。」
と言って帰っていった。
「あ、そうだ。
机の上におみやげの恵方巻き、作っておい
たから。」
机の上を見ると、袋に入った恵方巻きがあっ
た。
「ありがとうございます。」
メンバーの背中に感謝の言葉を言った。
エイトさんとeighterさんに、
福は〜内。
〜 fin〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：niko | 作成日時：2020年12月21日 21時
