焼き餅はお好きですか？�� ページ15
やすside
バラエティの収録終わり。
「今日はこれで以上です。」
と、マネージャーからの言葉。
「お疲れ様でした〜。」
各自それぞれ挨拶を交わす。
「なぁ、今からどうする？」
隣で着替えていたおーくらに声をかけた。
「やすは、どうするん？
何か予定ある？」
「あるやん。
おーくら、覚えてへんの？」
「へ？何かあったっけ？」
「も〜。」
「お、でましたな。
やすのも〜も〜牛さん。」
俺たちの会話を聞いていた丸が俺たちの
会話に乱入。
「おーくら、ヤスがむくれてるで。(笑)
はよ、思い出さんと。」
信ちゃんも、乱入。
「あ、思いだした。
あれか。」
「あれって、なんなん？」
横さんまで乱入。
「あんな、買い物いくねん。」
「何を？」
「おせち料理〜。」
「へぇー、いいなぁ。
俺も食べたいわ。」
「俺も呼ばれたいわ。」
「そな、みんなで食べにいこうか。」
「わ、嬉しい。
今年はどこへも移動できへんから、
みんなでたべたら楽しそう。」
「じゃ、待ち合わせはおーくらんちで。」
なんて言ったもんだから、
おーくらが不貞腐れてる。
や、やばい。
俺、またやっちまったかなぁ。
おせち一緒に食べようと言った時、めっちゃ
喜んでいたのに〜。
何でやろ？って、
あー、わかった。
もしかして、ふたりきりで食べたかった？
もしかして、俺がみんなで食べよう、って
言ったから？
もしかして、ヤキモチやいてる？
メンバーに、ヤキモチやいてる？
それはそれで嬉しいんだけど、ね。
この、不貞腐れたクマさん。
どないしよ〜。(泣)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：niko | 作成日時：2020年12月21日 21時
