焼き餅はお好きですか？�� ページ24
焼き餅とヤキモチside
ヤキモチは、嫉妬することを妬くと言うこと
から、洒落で餅が添えられた語。
妬くと気持ちから妬く気持ちになりやきもちになったとも言われる。
「って書いてあるで。」
「なるほどね。」
「検索したらちゃんとでてくるんやね。」
「ほんまにね。」
「あ、おもろい事も書いてあるで。」
「え？なぁに？」
嫉妬した時の膨れっ面と焼いたお餅の膨れる
姿が似てることから、ヤキモチになったとい
う。
「そう言う説もあるんや。」
「それ、おーくらやん。」
「確かにやわ。(笑)」
「え？俺がどうしたって？」
「何もいうてません。」
「嘘つけ〜。(笑)」
「ヤキモチの由来を調べてたんよ、」
「そうなん？
それで何でそういう風にいわれてるん？
おまけに、何で俺？」
さっき信ちゃんから聞いたことを今度は俺が
おーくらに説明した。
「俺、ほっぺた膨らむのかなぁ。」
「膨らむで。(笑)
俺がやすと二人きりで話してると、おーく
らのほっぺが膨らんでる。」
丸ちゃんがすかさずツッコミを入れた。
「はい、お餅焼けたで。」
「おーくら、ありがとう。」
「やすはさ、おーくらがヤキモチやいてる
時って、どう思う？」
信ちゃんがどストレートな質問を投げた。
「俺？そだなぁ。
嬉しい気持ちが強いかな。」
「嬉しい？」
「へ？」
「ヤキモチ妬かれることが？」
「うん、
だってね、自分の事を真剣に考えてくれて
るってことやろ？」
「まぁ、そうやな。」
「ヤキモチ妬かないのも、寂しいかもな。」
「でしょ。」
「適度なヤキモチがいいな。
笑って、もう〜とか言うぐらいの。」
「そやな。」
「それじゃやすは焼き餅もヤキモチも好き
ってことでいいのかな？」
「そゆこと。」
「もう、勘弁してよ。
俺の体がもたないよ〜(泣)」
「お、ヤキモチ妬き屋さん。(笑)」
〜fin〜
p.s
あなたは焼き餅、ヤキモチ
どちらがお好きですか？(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：niko | 作成日時：2020年12月21日 21時
