やすと忠義と初デート? 2 ページ10
青side 2
「やす〜お風呂入ったで。
ここに、タオルと着替えも置いておくで。」
二人で激しく愛し合った後いつも忠義は
俺の面倒を甲斐甲斐しくみてくれる。
俺はこの瞬間が大好き。
守られてる、俺、大好きな人に守られてる。
俺が怪我をした時もずっとそばにいてくれた。
今日も一緒にいられることに、感謝しなくっちゃ。
「なぁ、ごはんどうする?」
「え〜なんでもいいけどな。」
「わかった。
じゃあ、ゆっくり入っておいで。」
俺がお風呂に入ると、台所から包丁で
何かを切る音が聞こえてきた。
俺が今欲しいものって.......何やろか。
これ以上のものを、望んでもええんだろう
か?
忠義以外に、欲しいものって·····。
湯船に浸かりながら、そんな事を考えていた
ら突然風呂場のドアが開いた。
「や、やす、大丈夫か?」
「ふぇ?」
「おまえなぁ、風呂入って静かだと、俺心配
するやんか。いつまでも浸かってないで
はよ体洗えや。」
料理しながら聞き耳たててくれてるんや。
「忠義、ありがとう。」
「え、何が?」
「ううん、ねぇ、せっかく来たんだからさ、背中洗って〜❤」
「おまえなぁ。」
「うふふ。
背中が嫌だったら、どこだったらええの?」
「アホか!」
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作者名:niko | 作成日時:2019年5月16日 12時