横ちょの誕生日〜リモート誕生日会、発案者は？�� ページ38
信ちゃんside
「みんな用意できたん？」
「大丈夫やで。」とやす。
「もちろん。」とたつ。
「後は？」
「俺かて、大丈夫。」と丸。
今日は、横の誕生日。
いつもなら、番組だったりでお祝いしてたけと、今年はstay homeで祝ってあげることができない。
30代最後の年やからなぁ。
何が出来るんやろか？
「じゃあ、信ちゃん考えてよ。」
横以外のメンバーでLINE電話するも、さて
どうしたことか。
「リモート会議いつもやってるやん。」
「そうやな。」
「それ使ってやったらええやん。」
「たつ、それどうするん？」
「リモート会議の後にそれぞれお祝い言ったらええやん。」
「みんな写ってるしな。
あの、誕生日の歌とか歌ったらええんか？」
「そこは信ちゃん考えてよ。」
「俺？」
「そうやで。
ずっと一緒にいたんやから。」
やすからの言葉だった。
「信ちゃんと裕ちん。
どんな時も一緒に乗り越えてきたやん。
それに・・・。」
「それに？」
丸ちゃんが珍しく、口をはさむ。
「俺たち年下組のこと、いつも守ってくれたよね。
今、こうしていられるのも、兄ちゃんたちのおかげだと、感謝してるんだ。」
「なんや、丸。どうした？
具合でも悪いんか？」
「ちゃうよ。(笑)
だから、今日という日に、2人でゆっくり話したらええかなって思って。」
「それがええ。
俺、二人にとっておきのお酒送るからさ、
二人でリモート飲み会andお誕生日会やってや。」
「俺に決めろって言って、まわりで決めてるし。(笑)」
「え？信ちゃん。何か言うた？」
「言うてまへん。
それじゃ、最初にどうすればええん？」
「後で段取りLINEするわ。」
「わかった。」
こんなやり取りがあった後、俺たちは作戦を
決行することにした。
横、喜んでくれるやろか？
横ちょの誕生日〜リモート誕生日会、発案者は？��→←横ちょの誕生日〜リモート誕生日会、発案者は？��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：niko | 作成日時：2019年5月16日 12時
