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国に入ると俺たちは人気のない宿を身を隠せる場所にした。
宿の中は人気がない場所にあると言うだけで普通の宿だった。
正直に言うと、俺からしたら薄汚れた宿で過ごすのは嫌だけどね。
「少しいいか？」
各々が部屋の中でくつろぎ始めた時に、コウが言いたいことがあるらしく俺たちを集めた。
「別にいいけど、どうしたんだ？」
「俺たちの出発する時間を夜更けに変更したいと思ってな」
「どうしてー？」
「夜更けの時間の方が夜目が効きやすい俺たちの方が動きやすいから万が一狩人に見つかっても国から出れるだろうと思ってな」
「コウの言うことは一理あると思う」
コウの提案は、俺たちの習性を生かした上での提案で聞く限り反対する所はたかったから俺は特に反対することもなく賛成した。
「俺もそれでいいと思う。安全第一が一番だしな！」
「俺もー。命大事になのでその方がいいかなー」
「決定だな」
それから、俺たちは国へ出るための作戦や約束を考えていた。
まぁ、作戦って言っても結構シンプルだけどね。
一つ目、二つのグループに分かれて国を出ること。
二つ目、国を出たら躊躇わずにグループを引き連れてベスティアへ向かうこと。
三つ目、狩人に見つかっても戦闘をせずに逃げること。
四つ目、緊急時は国の中でオオカミになって逃げること。
前半は、コウとケンと他数人で、後半は俺とマモルとハウと他数人って感じかな。
俺の予想では、一つ目と二つ目それと四つ目は問題ないだろうけど三つ目が怪しいんだけどね？
俺の予想が当たらないことを願いながら俺は少しの休息を過ごすことにした。
☆作者から☆
どうも、風味です！
今回、世界観などの矛盾点を発見したので少し変えさせてもらいました。
今回のように作品内で矛盾点があるかも知れませんので、もし見つけた場合は教えていただけると嬉しいです！
明日で更新強化dayは最後なので、精一杯頑張ります！
また、今回の話が終わった後にちょっとした補足などを入れようと思いますので、気になった部分があれば教えてください！
ちなみに、作者は見ている人がいると言う事実だけで発狂できるレベルで嬉しいです。←そんな情報いらねぇよw
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作者名：風味 | 作成日時：2020年8月18日 21時
