授業中、何しよう。

水曜１限 ページ15

最近更新ができず、大変申し訳ない。

先日まで学生の宿敵、中間考査と戦っていたのである。

否、嘘は吐きたくない。

私は親の仕事の得意先と先生への世辞以外に嘘は吐かないと決めている。

実は大分前に中間考査は終わっているし、結果も順位も返却されている。

言わずもがな、それはそれは酷い結果であった。

流石に反省した。

水曜１限、物理。

本当に苦手な科目なので、塾で１コマ、物理の授業を増やしたくらいだ。

それなのに平均点すら到達していない。

赤点では無かったものの、もう少し授業を聞こうと心に決めていた。

そのはずだったのだ。

他人の所為にするのは嫌いであるが、物理教師の話をしよう。

この教師は、書くことができないのが残念であるが、かなり変わった名前をしている若い男性である。

ルックスはかなり上々、しかしその分適当に事を済ませる傾向にある。

試験範囲が狭まるのはもはや当たり前。

生徒からは下の名前を呼び捨てで呼ばれているし、この間などは下ネタで盛り上がった。

いっそ友人と言ってもおかしくないほど砕けてしまっているこの関係上、散々なテストの後だって授業スタイルが変わることはなかった。

しかし私の気持ちは変わった。

きちんとノートをとって、計算だってしたのだ。

先生のボケに逐一ツッコミを入れながらも、とにかくやったのだ。

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