アーヤは天才サッカー『少年』！？ (ページ10)

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綾真サイド

僕は学校内に入った。理事長室に来いと言われたがどこにあるんだ？

モブa「ねぇねぇ、あそこにいる男の子かっこよくない？」

モブB「わかる！！でもなんだか困ってるみたい…声かけよ！！」

そんな会話は聞こえなかったがこちらには欠けてくる女の子たちが来た。

モブA「あの、何かありましたか？」

モブＢ「私たちにできることありますか？」

綾真「ありがとう。理事長室ってどこかな？」

モブ二人「「こちらです！！」」

二人の女の子に案内されて僕は理事長室に行くことができた。

コンコン

綾真「失礼します」

そこには理事長の姿はなく一人の女子生徒がいた。

？？「【立花彩】さんね」

綾真「この姿の時はそちらの名前を呼ばないでいただけますか？誰かに聞かれたくはない」

？？「あら、ごめんなさいね。私は理事長代理の雷門夏未です。」

綾真「改めて橘綾真です。今回は協力していただきありがとうございます」

夏「この学校のサッカー部は弱小。あなたたちＣＤＴの仕事に使えるとは思えないけれど」

綾真「これは各サッカー部で起こっている事件の様子見ですから。弱小だとしても彼らはサッカー部。この学校に汚点を残さないようにするためです。」

僕らはあらかじめ用意された偽の情報から相手に協力要請をした。だから一部の者は僕が女性だと知っている人もいる。

夏「それもそうですね。さて、無駄話はやめましょう。あなたのクラスに案内します。」

綾真「ありがとうございます。」

そう微笑めば彼女は少し頬を染めていた。

僕が案内されたクラスは２年B組だった。

先生「今日は転入生がいます。入って」

先生に呼ばれ僕は教室のドアを開けた。

女子「きゃぁ！！(イケメンすぎる)」

男子「おお…(男だが…イイ！！！)」

綾真「橘綾真です。よろしく」

先生「橘君の席は窓際の空いてるところよ」

そういわれ僕はその席に向かった。

席の前にはピンク頭の男の子。隣は双葉のかわいらしい男の子。

綾真「よろしく」

？？「おう。よろしくな」

？？「よろしく」

彼らの名前はピンク頭が染岡竜吾。双葉が半田真一というらしい。

僕は彼らを染さん。真一と呼ぶようになった。

二人はサッカー部らしくサッカー部ができた当初からいた古参メンバーだという。

やる気はないようだが…

綾真「僕はサッカー部の入部届を出してくるよ」

染・半「「は？」」