アーヤは天才サッカー『少年』！？ (ページ7)

今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:23,899 hit

５ページ7

彩サイド

後半は向こうの攻めをすべて止めるだけだから楽といえば楽だった。

案外15分とは短いもので…

ピピー

ゲーム終了の笛が鳴り私は久世君の条件を満たし久世君に勝った。

明「その力は本物だな…。お前の力認めるよ。悪かったな」

彩「ううん。久しぶりに楽しいサッカーができて、私もうれしかった。」

明「これからよろしくな。彩」

彩「…！うん。明人」

？「わー！！すごい！！すごい！！さっき、ボールが炎をまとってぎゅーんって！！見てたよね真央！！」

？「…コクリ」

グラウンドに二人立っていた。

黄色の髪の毛を青のリボンでポニーテールにしていてリボンと同じ色のぱっちりとした目をキラキラ

させてこっちを見る女の子とその隣に口元を服で隠し、ヘッドホンを首にかけたメガネの男の子が立っていた。

？「あなたもしかしてチームＡｌｅｘの新メンバー？！私、高等部生徒会の副会長をしてる篠崎遥香だよ！ハルハルって呼んでね！！」

こ、声が大きい…

彩「立花彩です。えと…私は…」

晴「遥香、彩がびっくりしてるから。それに彩は新メンバーじゃないよ。協力者」

遥「そうなんだ…ごめんね騒いじゃって」

彩「い、いえ」

遥「改めて、私は篠崎遥香。チームsapphireの実行担当だよ。ハルハルって呼んでね！」

彩「立花彩です。」

遥「じゃあアーヤね！敬語もなし！！これから、よろしくね！！」

彩「うん。よろしくねハルハル」

遥「それでこっちがsapphireのナビ担当の明宮真央」

雅「真央先輩は高等部の生徒会の書記をしててＣＤＴの中でも年長組の一人なんだ。ＣＤＴの最年長は１９歳なんだよ」

彩「そうなんだ」

ＣＤＴってもしかしてかなりの人数が所属してるのかも…！

私は真央先輩にむかって頭を下げる

彩「よろしくおねがいします」

真「…こくっ」

あまりしゃべらないのかな？

あのあと私はシャワーを借りてまた談話室に戻ってきた。

晴「そうそう、彩には男装をしてほしいんだけど…」

遥「ええっ！？アーヤ男装するの！？じゃあ私メイクやりたい！！」

ハルハルの申し出は喜ばしいことだった昔綾真をしていた時は影山さんがいろいろやってくれて

いて私自身メイクというものをしたことはなかった。

彩「ハルハルがいいならメイク、教えてほしいな」

遥「任せて！！とてつもなくそこらのイケメンなんて地に伏せるくらいの男の子にしてあげるから！！」

そして私はハルハルに腕を引かれて別室に連れていかれた。