アーヤは天才サッカー『少年』！？ (ページ48)

今日:12 hit、昨日:10 hit、合計:23,908 hit

46 ページ48

綾真サイド

円「え…？」

守に声をかけられる前に試合再開

僕は相手からボールを奪い駆ける

ゴールまで向かおうとしたとき

染「俺がシュートを決める！」

綾真「染さん！」

豪「染岡ぁ！！」

しびれを切らした染さんが、僕から無理矢理ボールを奪取した

染「く、くらえぇ！！“ドラゴン・クラッシュ”！！」

染さんが精一杯『ドラゴン・クラッシュ』を打つ

しかし前半の時と同様に、ボールは呆気なく止められてしまった

鉈「‥この程度のシュート、何本打とうが俺には通用せん。」

僕のは止められなかったのに…

染「俺のドラゴン・クラッシュ…この程度だと…！？。」

地「それじゃあそろそろ‥ジ・エンドにしてやろうか！！テメェら！！ゴースト・ロックだ！！！」

地木流監督が指示を出すと再び尾刈斗が各総員で攻めてきた

綾真「来るよ！警戒して！！」

風「みんな！！戻れ！！」

角「さぁ！一斉に上がる尾刈斗中フォワード！防ぎきれるか雷門中！」

円「(あと、一点取られたら‥逆転は難しいぞ…！負けたらフットボールフロンティアに出場出来ない！)絶対に！止めてみせる！！」

幽「『ゴースト・ロック』！」

またもや“ゴースト・ロック”が発動され足の自由が効かなくなる。

正直言うと僕は僕で単独プレイがしたくなる。彼らが弱いわけじゃない。

こういう時のことを忍から聞いたことがあるんだけど…

ああ、そうだ。

舐めプだ。

舐めプってどういう意味なのかな？今度聞いてみようかな。

円「ゴロゴロドッカーン‼」

綾真「ビクッ…！」

『ファントムシュート』を撃たれた時、守自身も動ける事に驚いていた。

円「『熱血パンチ』！！」

守がボールをはじき返した

角「止めましたぁ～！円堂！！」

実況により、より現実なものとして実感することが出来た。

円「分かったんだよ。ゴーストロックの秘密が！コロコロ変わるフォーメーションでグルグルになった俺たちの頭に、あの監督が止まれって暗示を擦り込む....」

守…よく気がついたね。

でも、その説明で皆んな分かるかな？

一朗太とか、なんか頭押さえてるし…。

目金くんが分かりやすい説明に言葉を置き換えてくれた。

目「視覚と聴覚に訴える催眠術だったんですよ。ゴーストロックの正体とは！」

音「それでキャプテン、ゴロゴロゴロドカーンって！」

綾真「さっきの言葉で催眠術による暗示を打ち消した。って訳か。さすが守だね」