アーヤは天才サッカー『少年』！？ (ページ16)

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綾真サイド

今は教室にはいないのか。僕は自分の教室に戻ろうと

した。

？？「綾真」

振り返れば僕の目的の人物がいた。

綾真「昨日ぶりだね。修也」

豪「ああ、どうしてお前がここに？今まで姿を消してサッカー界からも存在が消えていた…心配したんだぞ？」

綾真「悪かった。事故にあって足を怪我したんだそれで去年までサッカーをやめていたんだけどまた始めたんだ。」

豪「事故って？何があった？」

心配そうな顔をする修也。

僕はそんな修也の頭を撫でる。

綾真「大丈夫だよ。もう走れるまで回復した。今では普通にサッカーもできるから。それより、夕香ちゃん元気か？最後に会ったのが僕達が小学5年生のころだから今は7歳か。」

僕が言えば修也の顔が曇る。

豪「実は…」

修也から聞いたのは夕香ちゃんが去年のFFの日トラ

ックに轢かれて意識を失って未だ眠り続けているとい

うことだった。

綾真「そういう事だったのか…だからサッカーをやめたんだね」

豪「あぁ、悪いな。【また一緒にサッカーする】って言っていたのに…」

その言葉に僕は首を横に振る。

綾真「気にしないで。僕だってサッカーを離れていたんだから…」

予想通りか…それが本当に償いになるかと言えば違う

と思うよ。修也

綾真「お見舞いに行きたいんだけどいいかな？」

豪「夕香も喜ぶ」

話していたらチャイムが鳴り響く

綾真「そろそろ戻るな」

豪「あぁ、また後で」

夕香ちゃんの事故…

僕は晴斗から聞いた報告を思い出した。

晴『去年のFFの時、妹さんが事故にあっている。それをやったのは影山かもしれない』

影山さん…

～放課後～

染｢で､お前!｣

栗｢その試合やるって言ったでやんすか?｣

今守が帝国との練習試合の事をみんなに言った。

皆尋常じゃないくらい汗かいてる。

守が何か変な顔してる。雷門さんに言われたことで怒ってる？

円｢やるさっ!!廃部になんかさせないっ!!きっちり１１人そろえてやる!!｣

｢相手は帝国ですよ!?無理､絶対無理｣

｢ボコボコにされて恥かくだけですよ｣

｢結局廃部って事か…｣

｢この部室ともおさらばっすね｣

そんなことをぬかす部員達

円｢お前らなぁ!!サッカーを愛する気持ちがあれば不可能だって可能になる!!｣

守の言う通りだな…。

あ､てか守。部活の宣伝に行っちゃったし僕も行くか

彼らが代わるきっかけになるといいんだけどね