『左馬刻も短冊書くんだね』 左馬刻「っ、これはあれだ。煙草の包み紙だ」 『でも"理鶯の飯の見た目がもっと良くなれ"って書いてあるよ』 左馬刻「....ちっ」 ページ27
.
『っ...』
流石の私もそこまでされていつも通りでいられるはずもなく。
肩をビクンと震わせればまじまじとカッターの先端を見つめる。
流石にこれはまずい、かな。
ここは抵抗するべきなのかもしれないけど、下手に動いて肌に当たったらそれこそ厄介だ。
そんなことを考えながら私はゆっくりと息を吐く。
「あんたもここまでされたらビビっちゃうでしょー」
そう言って彼女はゆっくりとカッターを身体に近づけていく。
肌を切らないように首をなぞり、胸に滑らせ。
そして太ももの内側に置く。
「....本当に汚い」
彼女が私を見る目には何の光も宿っていない。
心底私の事を嫌っている様だった。
『...そんなに二人の事が好きなら直接言えばいいのに』
「っ....うるさいうるさいうるさい！」
素朴な疑問を彼女にぶつければ前髪をくしゃっと握りつぶし、私を睨みつける。
そして私のスカートやYシャツを手に持つカッターでどんどん切り裂いていく彼女。
しまいには肌のほとんどが露出している状態になっていた。
「....そんな格好を見たら、あの二人もきっと軽蔑するわ」
腕を離され地面に座りこんだ私を見てようやく怒りが収まったのか、彼女たちは私を嘲笑ってトイレから出て行った。
一郎「名前であいうえお作文やろーぜ！」 『....何で』 一郎「お前が俺らの名前の頭文字を使って文を考えるゲームだな！」 『....無視？』→←『寂雷は短冊に何書いた？』 寂雷「可愛らしい君がいつまでも元気でいれるようにお願いしといたよ」 『...何だかんだ一番寂雷があざといよ』 寂雷「そうかい？」
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただき本当に嬉しいです！本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (
レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう！！！ (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます！シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ！ (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます！そう言っていただき本当に嬉しい限りです！ (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀
| 作成日時：2019年7月1日 22時
