【イナGO】マジでヤバイ。トリップっ！

46話：冷たいジュースと彼女の優しさ ページ48

あ｢はぁぁぁあぁあぁぁｯｯ!!!!｣



あと少しで……化身が

出そうな気がする＿＿＿＿



あ｢うあぁｯｯ!!!!!!｣


化身を出そうとすると必ず何らかの

力に妨害されてしまう




あ｢やっぱむりーー｣



私は叫ぶと芝生に寝転がる

いったい私が何回チャレンジしたと思う？

今までで化身出そうとした回数はぁ〜



あ｢５３６回……かぁ〜

さすがにこの私でもきついなぁ〜｣



ﾉﾉﾊ｢あ、あの……頑張ってくださいです！｣


ノノハちゃんは私に冷たい缶ジュースを

差し出すと笑顔を見せて


またベンチに戻っていった

やっぱノノハちゃん女子力たっかいなぁー


私とは大違い




あ｢よぉーっし！ノノハちゃんの為にも

頑張っちゃうもんねー(ﾆﾋｯ｣



私は勢いよく立ち上がって

ボールを取りに行く





でも私＿＿＿＿どうして


この世界に来たんだろう＿＿＿




今のところ＿＿＿大した事件や

ストーリーが変わっちゃった訳でも

ないみたいだし………



それに……どうして私なんだろう









『知りたい？』





クスクスと笑い声がして振り返った


私は……呼吸を忘れるぐらいに


驚くばかりだった





あ｢ｯｯ！？｣




私は＿＿＿＿＿真っ白な異空間に





＿＿＿飛ばされていた

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