【FHQ】5000年生きた魔女

修行。試練１。旅の酒場を目指し。 ページ22

『ランダムスピン！！』





モンスター「ヒデブッ」←





日向「…………あの、いいかなA」





『んー？どうしちゃったの日向くん！顔暗い！なんか皆暗い！』





国見「いや、あの。………敵、全部倒しちゃったら意味なくないですか」





澤村「一応試練だし、俺たちのレベル上げのためだし」





『え、えー？そ、そんなに倒してないと思うんだけどなー？(汗)』





赤葦「…………やっぱり、俺たちだけじゃまだ不安なんですね」





『うぐぅ………、そういう訳では………無いというか…………………』






はい皆さんどうもですAですね。





あ、ここまで読んでくれているってことはもう分かるか。





ただいま皆を暗くさせている張本人ですね←






なんで皆が沈んでいるかと言うとね？






その一、モンスターが出てきた。





その二、皆何気テンション上がる。





その三、その間に私が敵をやっつけちゃう。





その四、上げて落とされたので皆がやる気を無くす。




…………結果、皆沈む←







『…………だ、だって！人と会うの、結構久しぶりで！






皆、強くなりたいって願ってるのはものすごく分かるんだけど！！





でも、でも、でも！！





…………皆に怪我なんて、して欲しくないし！





だから…………だからッ！』







これ、本音。





皆、私と同じくらい強くなりたいって願ってるのは痛いくらいに分かる。






けど、だからこそ。






……………お母さんみたいに、なって欲しく、無いんだよ。







刹那、誰かに包まれた。







及川「…………ありがとう、Aちゃん。





俺たちを、支えてくれて。守ってくれて。






…………でも、ちょっと過保護すぎるかなぁ？






確かに、俺たちは弱いよ？Aちゃんに比べたら。







でもね、その前に俺たちは男だから。





それで、Aちゃんは女の子だから。






ちょっと作りが違うんだよね。






で、これ以上女の子に守ってもらうのは及川さんのプライドが許さないので！






もう、心配しなくていいよ。







……………安心して、見てて」






あ、でもちょっと助けてね！？と、慌てて言う及川くん。







岩泉「何A抱きしめてんだクズ川！！」




及川「グェッ」←






『………ヘヘッ』





私が笑ったら、皆も笑ってくれた。








…………………、人って。








仲間って。








暖かいなぁ…………。

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