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二郎「ねーちゃん!俺の好きなとこは!!」 『...馬鹿なとこ』 二郎「え?」 『褒めてる』 二郎「へへっ、照れるな」 『...そういうとこ』 ページ28

一二三side



『.....Aです...けほっ』


自己紹介をしてくれている彼女は俺っちの為かさっきよりも出来るだけ低い声を出そうとしている。

しかし喉を痛めているのか、咳き込んでしまった。



俺っちの為にそこまでしてくれている彼女に罪悪感が沸き、申し訳なくなってくる。


俺は独歩の背中から出て行けば、先生の元に近づいた。



独歩「一二三、お前....」


「まだ...大丈夫...」



少し足が震えるも、自分に鞭を打って歩きだす。

彼女はそんな俺っちの様子に気付いたのか、先生の背中に隠れながら離れようとしていた。



『....来ちゃだめ』


「...Aちゃん、顔見せて」



ある程度の距離を取りながら、彼女にそう声を掛ける。

数秒の沈黙の後、彼女は恐る恐る顔をこちらに向けた。


ドクン。



瞳が合わさった時、今までに感じたことのない感情が俺っちを蝕んだ。

涙目になりながらこちらを窺うその様子に思わずゴクリと唾を飲み込む。



きっと俺っちの中で怖い、という感情よりも可愛いという感情が勝っちゃったんだろう。

三郎「姉さん!僕は!」 『...私のこと大好きなとこ』 三郎「じゃあ両想いですね!」 『....そうなるの?』 二郎「ならねぇよ」→←一郎「俺の好きなところはどこだ?」 『かっこよくて優しくて、力持ちだしラップも上手くて...』 一郎「ま、待て。...心の準備が出来てなかった」



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琥珀(プロフ) - 海さん» 本当ですか!?実は私も一郎のそういうとこが好きなので、そう言っていただけるととても嬉しいです!笑 (2021年2月7日 16時) (レス) id: b5592373a4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 話の題名的なやつに妹ちゃんがなんかしようとするorされるときに絶対一郎の牽制入るとこすこだわwwww (2021年2月7日 11時) (レス) id: f1b88e526f (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - るぅ(腐女s((殴さん» 前作も見ていただいたのですね...!とても嬉しいです!!これからもどんどん更新していくつもりなのでお楽しみにしてください! (2019年6月29日 19時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» 具体的な感想とても嬉しいです!これからの励みになります!!是非とも今後も応援宜しくお願いします。 (2019年6月29日 19時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(腐女s((殴 - キャバ嬢のやつですね!!あれもよきよきですしこのさくひんもいいし尊い!!!←  それにおもしろいしほんとうにすきです!!!うしんまってるでやんす← (2019年6月29日 17時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年6月24日 17時

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