【ヒプマイ】山田家の不登校少女は小悪魔すぎる４【逆ハー】

海水浴その３ ページ33

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三人はもう水着を履いているけど、私は更衣室で着替えないといけないので二手に分かれることに。



一郎と二郎は何とか頑張って浜辺で場所取り。



三郎には私一人じゃ心配だから、と更衣室前まで着いてきてもらうことになった。






一郎「じゃあ場所取ったら連絡するな。三郎、頼んだぞ」



三郎「はいっ、任せてください！」





荷物を二人に預け着替えだけを持って三郎と更衣室に向かう。


ニコニコと笑みを浮かべながら隣を歩く三郎は、心の底から楽しそうだ。






『三郎、楽しい？』




三郎「はい楽しいですっ。姉さんの水着姿もさぞかし可愛いんでしょうね！」





『...水着は可愛いと思う』







―――私に似合うかは分からないけど。







そう付け足した私に三郎は首をぐいっとこっちに向け、何故か頬を膨らまし始めた。



え、何で怒ったの。





三郎「姉さんは何着ても可愛いです！似合わない訳がありませんっ！！」



『あ、ありがとう...？』





褒められているのか怒られているのか分からない三郎の物言いに、つい疑問形でお礼を言ってしまう。



可愛いっていってくれるのは嬉しいけど、声が大きいから少し恥ずかしい。





『...着替えに行ってくるね』







―――顔が赤くなってしまうのはきっと暑さのせい。







自分にそう言い聞かせながら、目的地に着けば足早に更衣室へと入った。





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