135話 逮捕 ページ48
円堂「鬼瓦刑事！」
鬼瓦「おお、お前達か」
土方「なぜここに」
鬼瓦「見ての通りさ。ザ・キングダムの本当の監督を連れてきたんだ」
レオ「レオン・サムスだ。よろしく頼む」
円堂「本当の監督？」
ガル「私のチームに何か用かな？」
レオ「きっ。私を監 禁し、選手達を脅迫していたお前に監督を名乗る資格はない！」
土方「監 禁！？」
『なんてこと…』
遠くから聞いている私たちにも話は聞こえている。
ラガ「本当のことさ、土方。
それにもう1つ、ロニージョのことだ。彼はRHプログラムという実験をされていたんだ」
円堂「実験？」
ガル「サッカーをする人間の能力を限界まで引き出すための強化人間プログラムと、言って欲しいものだな」
土方「強化人間だー！？」
佐久「なにが言って欲しいもの、だ」
強化人間…。だから彼は、試合中あんなプレイを…。
鬼瓦「見ろ！ロニージョ体を！お前の実験のせいでボロボロになっている」
ロニ「仕方なかった。家族とチームのことを考えれば、俺がこうするしか！」
染岡「ひでーじゃねぇーか！」
豪炎「こんなことしなくても、ロニージョたちは十分強いと言うのに！」
ガル「ふん。力を与えてやったのに、非難される覚えはないわ！ロニージョは納得してプログラムを受けたのだ」
『家族を人質にされて何が納得よ！誰だって大切な人を取られたらそうするわ！！』
私はこれでもかとガルシルドを睨む。
『自分のチームに実験をさせるなんて、あなたはチームを、みんなを道具としてしかみてないの！？』
風丸「月愛！落ち着け！」
(こんなに怒るのは初めて見る！)
ガルシルドのところへ言ってしまいそうな月愛を必死で止める風丸。
鬼瓦「もうすべてを知っているんだ。お前は戦争によって巨万の民を得ようと目論んでいる。RHプログラムも、サッカーのためでなく、戦争をするために作られたものだ！」
ガル「ふん。ロニージョは素晴らしいサンプルだ。そして、ここは私にとって実に有意義のある実験所となった」
この人、これから逮捕されるというのに、どうしてそんなに冷静なの？
鬼瓦「はたしてそうかな？」
と言うと、鬼瓦刑事は審判のホイッスルをちぎった。
鬼瓦「ロニージョ！これがお前のプログラムを発動させるものだな」
ロニ「そうです…」
円堂「そのホイッスルが？」
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アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
