116話 天使戦3 ページ29
エド「…………」
砂時計を見つめるエドガー。
ﾋﾟｰｰｰｰ！
天使側のスローイン。
ウィ「セイン！」
壁山「あ！しまったっす！」
セインにボールが渡ってしまった！
セイ「これで終わりだ。下界へ落ちるがいい！
ヘブンドライブ！！」
エド「私に任せろ！」
紅組「！？」
フィ「あのシュートを打ち返す気か！」
『！？ そんな、そんなことしたらエドガーの足が…！
お願い！やめて！！』
エド「レディのために潰れるのなら、この足も本望だ！」
『そんな…やめて、エドガーぁああ！！！』
エド「エクスカリバー！！！
くっ、うう…はぁぁっ！！！」
セイ「なに！？打ち返しただと！？」
「ホーリーゾーン！うわぁああ！！」
ﾋﾟｰｰｰｰ！
小暮「は、入った…」
セイ「ホーリーゾーンが破られた？」
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｰｰｰ！
土方「終わったのか？」
壁山「これで月愛さん、魔王の花嫁にならなくて済むっす！」
円堂「やった…！」
風丸「はぁぁ……。よかった…。ほんとに良かった…」
エド「くっ…」
『エドガー！！大丈夫？足は！？』
私は重りを外してもらったあと、すぐにエドガーの元へ駆けつけた。
エド「ええ。約束は果たしましたよ」
『もう…。バカ！無茶しないでちょうだい…！』
エド「はは。すみません」
セイ「負けた…。何故だ？力では圧倒的に上回っているはずなのに…」
『そんなの、決まってるじゃない』
セイ「え？」
『サッカーは力の強い方が勝つんじゃない。想いの強さが勝利へ繋がるのよ。
どっちが上か下かなんて、関係ないわ』
円堂「ああ！サッカーは魂と魂のぶつかり合いだ！」
セイ「想いの強さ…魂と魂のぶつかり合い…
！！…そういうことだったのか。
どうやら君たちには礼を言う必要がありそうだな」
円堂「礼？」
セイ「私にはどうしても分からないことがあった。1000年前、なぜ我らの先祖がサッカーで勝負をつけたのか。サッカーは魂と魂のぶつかり合い。我らの先祖は、その熱き魂で魔王を封印したのだ」
ウィ「じゃあ、あの壁画は…」
セイ「ああ、そのことを語り継いでいたんだ。
円堂。そう呼んでいいかな？」
円堂「ああ！もちろんだ！」
セイ「君たちのおかげで私の心は決まった。
我らも先祖と同じ、魔界の民とはサッカーで決着をつける。そして魔王は、我らが熱き魂で必ず封印してみせる！」
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アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
