113話 天空の使徒 ページ26
セイ「ん？空気が乱れている…」
「セイン！お客さんだぜ？」
……
……………
セイ「下界の者が？」
下を見ると紅組のみんなが到着していた。
ウィ「これじゃあ儀式が始められないぞ」
円堂「あ、セイン！」
セイ「何をしに来た。ここは下界の人間が来るべきところではない。すぐに立ち去るがいい」
風丸「月愛を取られたままで引き返すとでも？(怒)」
塔子「さぁ！月愛を返してもらおうか！」
セイ「それはできない。あのお方はライオコット島に平和をもたらす捧げ者」
円堂「捧げ者？」
『ちょっと！私は帰るわ！離してちょうだい！』
塔子「あ、月愛だ！」
風丸「なに！？ 月愛ー！！」
『！！ 風丸！塔子！みんな来てくれたのね！
早く助けて！私、なんか花嫁にされちゃうみたいなの！』
(((わ、ドレス姿綺麗だな……)))
そこには、花嫁の格好をした月愛の姿が。
女の人2人に連行されている。
セイ「このお方には、千年祭で復活する魔王の花嫁になっていただく」
「「「えぇ！？魔王の花嫁！？？」」」
セイ「千年祭にて復活する魔王。伝承の鍵に選ばれし者を娶り、再び永き眠りにつく」
風丸「こいつら…。魔王を封印するために、月愛を利用するなんて…
しかも…人の彼女を花嫁に………！！」
吹雪「それじゃあ、春奈さんも同じことで…」
セイ「否！奴らが求めているのは生贄だ。
野蛮なる魔界の民は、魔王に生贄を捧げることでその悪の力を巨大化させようとしている」
染岡「野蛮ってお前らがやっていることもおなじだろうが！」
セイ「魔界の民が生贄を手に入れた今、魔王を封印するには、花嫁を捧げる他術はない。
さぁ、儀式の邪魔だ。早急にこの場から立ち去れ！」
フィ「月愛を置いていくなんて絶対にしない！」
風丸「ああ、必ず月愛を取り戻す！花嫁になんかさせてたまるか！！」
『みんな…』
「はぁ…。これだから下界の人間は…」
セイ「ならば仕方ない…。我らの力で、下界へたたき落とすまで」
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アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
