101話 迷子 ページ12
冬花「ほんとにもう動いて大丈夫？」
『大丈夫だって！ほら、もう熱ないし、体動かさないと鈍っちゃうわ』
冬花「…また具合悪くなったらすぐ私に言ってね？
ささいなことでも！！」
『わ、わかったわ！』
うう…。冬花ちゃんさっきから怖いですよ〜！
………
…………………
グラウンド
「はっ！」 「とりゃ！」
今はみんな自主練中。円堂と秋ちゃんは土門くんの見送りに行っているらしい。
(ﾋﾟﾙﾙﾙ ﾋﾟﾙﾙﾙ
春奈「ん？誰かの携帯鳴ってますよ〜！」
『あ、その着信音私だ！』
自主練を中断し、急いでバックの置いてあるベンチへ行き、スマホをとる。
『はい、もしもし。え、兄さん！？
え、今ライオコット島に来てるの？
………月菜？来てないけど………は、迷子！？
んー、わかった。ちょうど自主練中だし、私も探すわ。………うん………うん………了解。またね』
春奈「お兄さんからですか？」
『そ、兄さんから。春奈ちゃんごめん！
なんか妹が迷子になったみたいで…。監督にわたしが抜けるの伝えてくれる？』
春奈「妹さんが！？それは大変ですね！
分かりました！伝えておきます！」
風丸「どうしたんだー？」
『ごめん、ちょっと用事！』
私は全速力でその場をあとにした。
風丸「なにかあったのか？」
風丸は春奈に問う。
春奈「さっき、月愛さんのお兄さんから電話があって、どうやら妹さんが迷子になったらしいですよ？」
風丸「それであんなに急いでいったのか…。声掛けてくれれば一緒に探したのに…」
春奈「多分、迷惑かけたくなかったんじゃありませんか？」
風丸「多分な。そういう奴だもんな、月愛は」
春奈「ふっふー。風丸さんは月愛さんがほんとに大好きなんですね！」
風丸「音無までからかわないでくれ//
佐久間だけで手一杯だ」
佐久「なんだ、もっとからかってほしいのか？」
風丸「そんなこと一言もいってないし、急に現れるな」
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アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
