イナホの探偵社日記三冊目【依頼リクエスト募集中！】

マッくんとピエロタイムその２１ ページ37

〜イナホサイド

取り憑いたとたん、光が消えた。ワープ装置の中には、私と気を失ってひっくり返っているUSAピョンと、緑色のオーラが出ていて眠っている桃夢さんと、それを看護しているAちゃんがいる。…さっきの声は誰なのだろう…ミステリーだ！

〜Aサイド

―シュン

ワープ装置の扉が開く音がした。…長かったんだけど！？てか、

A「ここは…どこ…？」

イナホ「ヨップル社だよ。…てか、Aちゃん桃夢さん運ぶの手伝って！」

イナホちゃんは、気を失ったUSAピョンを背負い、ワープ装置の中の桃夢を引きずっていた。

？？？「あのー…すいません。お客様、少しお時間いただいてよろしいですか？」

桃夢を背負い、話かけてきたクジラ？妖怪の話を聞いている所に、

ケータ「一瞬だったねｗ」

フミちゃん「そうだね！…って、どうしたの！？」

ケータさん達が数秒もかからずに来た。

？？？「あ、わわわ！すいません！今度は早く来すぎてしまうように設定しちゃったみたいです！本当にすいません！」

イナホ「あの…もしかしてヨップル社の社員さんですか？」

新人社員「あ、はぃい！そうでございます！最近ここに就職が決まったんです…。そんな事より、お客様に大変ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございませんでしたあああ！」

A「そんなに過激に謝らなくても良いよ…ボク達も色々と問題があったし…」

新人社員「い、いぃや！本当に申し訳ございません！お詫びに、僕が何か出来る事は…」

イナホ「目覚まし時計持ってきてくれませんか？この人達、目覚まし時計で目覚める派(？)なんで…」

新人社員「え⁉それでいいんですか？そんな時計なんて、腐るほどありますよ⁉…ウォッチ検査で引っかかっちゃった目覚まし時計でも持ってきますから、社内のソファーにでもお客様を寝かせててください！」←語彙力

A「あ、ここでいいです！目覚まし時計だけ、お願いします！」

新人社員「そうですか！すぐ戻ります！ふぁっ！イテテ…」

新人社員さんは、こけながらもヨロヨロと、ヨップル社の中に消えていった。

その後、検査のバリアで少し壊れた目覚まし時計の強烈なでかい音によって、桃夢とUSAピョンちゃんは、すごい脚力で飛び上がって目を覚ましました。

新人社員の先輩の社員さんが駆けつけてきて、ボク達に誤ってきた。新人社員さんを怒鳴って、「お詫びを送る」とか言い出してきた。…なんか申し訳ないな。

そして、いよいよUSAへ！

マッくんとピエロタイムその２２→←ここでイラスト紹介！

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