イナホの探偵社日記三冊目【依頼リクエスト募集中！】

マっくんとピエロタイムその１０ ページ23

イナホAちゃん!大丈夫でありますか!?Aあ、大丈夫大丈夫!大体、七時ぐらいに行けば良いのかな?イナホうん。それぐらいで良いよ!また何かあったら、いつでも言ってください!

イナホちゃんに【雪美丸たん】でラインを送った。イナホちゃんにさっきまで、鬼時間にいたことを伝えると急に慌てて返信をしてくれた。なんか悪いことしちゃったな〜。

リビングに向かって歩いていくと、メイド服を着た桜色の猫妖怪がこちらを向いて「にゃあん、にあ〜」と鳴いた。その猫妖怪を抱くと、ソファーに座って撫で始めた。

この猫は【桃夢】って名前の猫妖怪。Ｓランクでプリチー族。回復と氷の妖力を同時に持つ、特別な妖怪なのだ。…だれか、作者にパソコンで絵を載せる方法を一から教えてやってくれ。載せられたら、作者の手描きイラストが見られるよ。あと、決して「桃夢＝トムニャン」じゃないからね！

桃夢「…ご主人様、お帰りなさいませえ…やっぱり、A様の膝の上は気持ちが良いですう…」

桃夢は膝から飛び降りた後、ボフンという煙と共に人間姿になった。

桃夢「A様、この後にお出かけですか？しかも、普通ではない場所に向かうようですね…」

昔から桃夢には、考えている事がお見通しだった。これも桃夢の能力の一つなのだろうか。

A「桃夢、実はそうなんだよね…しかも、USAなんだって！あぁ、楽しみ！あの子に会えないかな…あれ？あの子って誰だっけ？まぁいいや。」

桃夢「A様、最近沢山笑うようになってきましたね。…御夕飯の支度をしてまいります。」

そそくさと夕ご飯の支度をする桃夢をじっと見た後、ボクは自分の部屋がある二階に向かって行った。

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