イナホの探偵社日記三冊目【依頼リクエスト募集中！】

マッくんとピエロタイムその6 ページ19

A「ふ、ふぇ〜！？た、助かった！？あ、えと…」

戸惑うボクに、仮面男(仮)は自己紹介してきた。

酒呑童子「ワシは鬼の大親分の酒呑童子だ。ちなみに、作者はワシの名前を【さけのみどうこ】って思っていたらしいが、見事に外れておるwあと、この杯の中の飲み物は、酒じゃないぞ。スポーツドリンクじゃ！」

A「え！○カリ○エ○トですか！？ボクもスキです♪」

烏天狗「フフッ、君は酒呑童子を怖がらないんだね。気に入ったよ。」

青い顔をした鳥？の妖怪の一言によって、ボクが酒呑童子さんではない人(妖怪)にお姫様だっこされてる事に気がついた。

A「あ、あの！ボク、重くないですか？すいません！今すg…」

烏天狗「大丈夫。君、すごく軽いよ。ふわふわとした初雪のようだ。」

A「(もしかして、妖怪だって事がバレた？)あ、ありがとうございます…」

烏天狗「あ、私は烏天狗。古典妖怪だ。酒呑童子も夜行もだが。よろしくね♪」

A「え？でも何で天狗なのに鼻が長くないの？後、赤くないし…」

夜行「あ、言っちゃったな…おい、そこの女！ちょっとつかまってろ！」

A「え、えっ！ちょ、まってぇ」

烏天狗「おっらぁあ〜！必殺！
【烏羽の突風】！」

A「うわぁあ！と、飛ばされる！烏天狗さん！ごめんなさい！」

酒呑童子「あ、お主！よくやったな！鬼を見てみろ！」

下にいる赤鬼は、烏天狗さんの攻撃で少しふらついていた。すごい…

烏天狗「君。別に怒ってないから安心しな。夜行！女の子を返して！」

夜行「断る！お前だと、また怒った時に何をするか分からないからな！」

烏天狗「何を〜！夜行は何も分かってないんだ！夜行だって一度、『エンマノート事件』でムゲン地獄送りになってたじゃないか！」

酒呑童子「おい！まてまて！二人とも落ち着け！今はケンカより、鬼と戦う事が優先だ！油断してると危ないぞ！女の子はワシが守っているから安心しろ！」

A「…すいません。」

酒呑童子「気にするな。アイツら、いつもあぁだからな。」

マッくんとピエロタイムその7→←この作品を読んでくれていらっしゃる神様、女神様にお願い！

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