■愛の充電■ 円堂ＤＥ同い年♪ ページ36
あ「お疲れ様ー」
豪「A、有り難う^^」
あ「お疲れ、守」
円「……A」
あたしは、サッカー部のマネージャー。
だから、いま皆にタオルを配っているのだけれど。
守に渡しても、受け取ってはくれないようだった。
あ「……守？ タオル、いらないの？」
円「いらないわけないだろ。 ――でも！」
守はそこで、声を大きくした。
そして、開きかけた口を閉ざしてしまう。
円「A、ちょっと、来い！」
あ「え、ちょ…守！？」
あたしは慌てながら、守に引っ張られていく。
そして着いたのは――部室であった。
あ「ちょっと守、何？」
あたしが言うと、守が振り向く。
円「いいかA？ ちょっと、黙ってろよ」
あ「え、やだ」
あたしが体を捩じらせても効果は無く、守はあたしの腕を押さえる。
そして、視界が暗くなった。
あ「んっ……？」
何も、見えない。
感覚はあるけれど、腕を掴まれている感覚、と――
あ「ま、も……」
唇に触れる、何かの感覚。
その何かが、あたしには優に想像できた。
あ「……っぷは！」
円「Aっ」
あたしが肩で息をしていると、守があたしを抱きしめる。
守の、匂い――…
円「Aは、俺だけのものなんだから。
いくら豪炎寺でも、鬼道でも、風丸でも、渡せない」
あ「分かってる、よ……？」
円「さっきA、タオル渡してただろ！ 豪炎寺に」
あ「それは、しょうがないじゃん。 マネージャーなんだから！」
円「じゃあ。 今だけでも、俺だけのものでいて」
真剣に囁く守。
……ずるいよ。
そんな目で、そんなことを言われたら、断れるわけがないじゃない。
あたしは小さく、頷いた。
円「A、愛してる」
あ「ん……」
守が顔を近づけてキスをしようとしてくるのを、あたしは素直に
受け入れる。
守の味がすると、あたしは思った。
あ「守、大好きだよ」
円「俺も、A大好き！」
その後も、愛の充電と言って、守があたしを部室に連れ出すことは、
度々起こったのでした。
■ＥＮＤ■
□強さを求めて□ ヒートＤＥ同い年♪→←□お泊りさん□ 風丸ＤＥ同い年♪
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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あか(プロフ) - イナボカlove＞ありがとうございます！すみません、この小説は完結しているので、もうリクは募集しておりません；； (2012年9月8日 20時) (
レス) id: 169d48cd7d (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - >>けっしょうｓ♪了解です！ここにはもう書けないので、新しい占いの方に書きますね！ プレイリストから見てください^^ (2010年10月2日 20時) (レス) id: 9af299c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - >>瓜葉ｓ♪有り難うございます！凄く嬉しいですっ＞＜ >>ポプリンｓ♪はい…みんなのリクエストを書いていたら、こうなりました(笑) 人気者ですね、キャプテン！ｗｗ (2010年9月24日 19時) (レス) id: 9af299c5ad (このIDを非表示/違反報告)
ポプリン - 円堂君が多いですねェ〜（*^_^*） (2010年9月22日 20時) (レス) id: 04b4beda3a (このIDを非表示/違反報告)
凪葉 - すんごくおもしろいです！ (2010年9月21日 18時) (レス) id: 4b659af7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akanekazemaru
作成日時：2010年3月27日 20時
