□小さなお茶会□ ヒートＤＥ先輩♪ ページ21
あ「ぅ〜〜〜〜ん……」
あたしは、それをじっと見つめていた。
ここは、商店街の小さなお店。
マグカップを買いにきたんだけど、優柔不断なあたしは、凄く悩んでいる。
ハート柄か、ハムスターか。
これは…究極の選択っ……
あ「…どうしよう……」
???「…あれー？ A先輩？」
あ「ん、ヒートくん！」
ヒ「こんにちは^^」
隣で微笑むのは、一年生のヒートくん。
優しくて可愛くて、結構モテるんじゃないかなーとあたしは思う。
ヒ「何してるんですか？」
あ「究極の選択。 このマグと、このマグ、どっちがいいと思う？」
ヒ「究極かー。 俺は、こっちが好みですけど。」
ヒートくんはハムスター柄の方を指差す。
あ「そっか。 …でもさ、あたしはこっちも捨てがたいと思うんだよね…」
ヒ「こっちも可愛いと思いますよ？」
あ「そう！ どっちも可愛いから困ってるの！」
ヒ「じゃぁね、A先輩。」
ヒートくんはにっこり微笑んで、違うカップを手に取った。
そのカップを見て、あたしは目を丸くする。
ヒ「これにしません？ 俺とおそろいで♪」
ヒートくんが持っているのは、ピンクのハートと青のスペードのマグ。
多分それは…普通、カレカノとかが買うものじゃないかな？
あ「…ぇ、でも……」
ヒ「俺、これがいいと思うなー。 ね、A先輩！」
あ「ぅ…そこまで言うなら……」
ヒ「やったー♪」
ヒートくんは文字通り飛び跳ねそうな勢いで喜んでいた。
何か…子犬っぽくて、可愛いかも。
会計を済ませたあたしたちは、お店から出た。
ヒ「ねー、A先輩。」
あ「んー、どうしたの？」
ヒ「俺、これからちょくちょく先輩の家に行ってもいいですか？」
あ「ふぇっ！？ な、何で？」
ヒ「このカップで、A先輩とおいしいもの飲みたいなーって。」
ヒートくんは可愛く微笑む。
あたしは不覚にも、素直に頷いてしまう。
この子には一生勝てない気がする……
あ「じゃ、今日家来る？」
ヒ「いいんですか？」
あ「いいよ、暇だし。」
ヒ「やったー♪ A先輩の家ー♪」
こうしてあたしたちは、２人だけのお茶会を開くことになったのでした。
ちなみに、あたしもヒートくんも、ミルクティーが好みなのでした^^
□ＥＮＤ□
■寒い日の訪問者■ 成神ＤＥ同い年♪→←■ふたりの先生■ 豪炎寺ＤＥ同い年♪
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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あか(プロフ) - イナボカlove＞ありがとうございます！すみません、この小説は完結しているので、もうリクは募集しておりません；； (2012年9月8日 20時) (
レス) id: 169d48cd7d (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - >>けっしょうｓ♪了解です！ここにはもう書けないので、新しい占いの方に書きますね！ プレイリストから見てください^^ (2010年10月2日 20時) (レス) id: 9af299c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - >>瓜葉ｓ♪有り難うございます！凄く嬉しいですっ＞＜ >>ポプリンｓ♪はい…みんなのリクエストを書いていたら、こうなりました(笑) 人気者ですね、キャプテン！ｗｗ (2010年9月24日 19時) (レス) id: 9af299c5ad (このIDを非表示/違反報告)
ポプリン - 円堂君が多いですねェ〜（*^_^*） (2010年9月22日 20時) (レス) id: 04b4beda3a (このIDを非表示/違反報告)
凪葉 - すんごくおもしろいです！ (2010年9月21日 18時) (レス) id: 4b659af7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akanekazemaru
作成日時：2010年3月27日 20時
