■甘い味■ リュウジＤＥ同い年♪ ページ16
リ「A〜♪ これ！」
あ「何？これ……」
リ「いいからさ、食べてみて！」
あたしがリュウジに差し出されたのは、小さな星型のもの。
食べてみて…って、食べられるの？
ひとまず、少し齧ってみるあたし。
あ「甘い？」
リ「たぶんね。 それ、あめだよ？」
あ「…メロン味？」
リ「確かそう書いてあった。」
あ「何であたしに？」
リ「ん、何となく！ さっき先輩にヒロトに貰ったんだけど、
A甘いの好きだったな〜、って思ってさ☆」
あ「おいしい！ 有り難うね^^」
リ「ぅん^^ …で、さぁ。」
あたしが笑顔で言うと、リュウジも微笑む。
でもその後、リュウジの顔に浮かんだのは。
…黒い、笑み。
あ「…リュウジ？」
リ「俺もそのあめ、食べたいなぁ〜♪」
あ「…ぇ。 でもこれ、あたしにくれたんじゃ……」
リ「俺にも一口頂戴☆」
あ「一口…って、どうやって？」
リ「こうやって♪」
そう言うと、リュウジは顔を近づけてきた。
あ「んっ……！？」
ちゅ――…
口の中に広がる、甘いメロンの味と、リュウジの、唇の味。
どちらも、甘い味がした。
あ「…りゅ、じ……」
リ「んー？ もうちょっと♪」
あ「んっ……」
一瞬口を離し、また唇を重ねる。
声を出すと、さっきのあめがリュウジの口の中にいってしまいそうになる。
多分、リュウジの口の中には、メロンの味が広がっているのだろうと思う。
あ「…っぷは……」
リ「んー♪ 甘かった！」
あ「…あめ、なくなっちゃったじゃん。」
リ「ごめんごめん、夢中になっちゃってさ！」
笑顔で答えるリュウジを、そっとにらむように見つめる。
そして、リュウジが出した舌の上に、あめがちょこんと乗っていた。
あ「あ、いつの間に！」
リ「あれ、気づいてなかったの？」
あ「どっかに落ちちゃったか、舐め終わっちゃったのかと思ってた。」
リ「残念☆ 俺が貰っといたから！」
あ「リュウジずる〜い！」
あたしはリュウジに駆け寄り、顔を近づけた。
そして。
ちゅっ
リ「……ぁ。」
あ「お返し！」
そう悪戯っぽく微笑んだあたしの舌の上には、緑色のあめ。
そしてその後も、しばらくあめの奪い合いをしていたあたしたちでした。
何分後かには、あめはなくなっちゃったけど☆
■ＥＮＤ■
□出会いは図書室で□ 成神ＤＥ先輩♪→←□ご褒美は…□ 辺見ＤＥ同い年♪
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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あか(プロフ) - イナボカlove＞ありがとうございます！すみません、この小説は完結しているので、もうリクは募集しておりません；； (2012年9月8日 20時) (
レス) id: 169d48cd7d (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - >>けっしょうｓ♪了解です！ここにはもう書けないので、新しい占いの方に書きますね！ プレイリストから見てください^^ (2010年10月2日 20時) (レス) id: 9af299c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - >>瓜葉ｓ♪有り難うございます！凄く嬉しいですっ＞＜ >>ポプリンｓ♪はい…みんなのリクエストを書いていたら、こうなりました(笑) 人気者ですね、キャプテン！ｗｗ (2010年9月24日 19時) (レス) id: 9af299c5ad (このIDを非表示/違反報告)
ポプリン - 円堂君が多いですねェ〜（*^_^*） (2010年9月22日 20時) (レス) id: 04b4beda3a (このIDを非表示/違反報告)
凪葉 - すんごくおもしろいです！ (2010年9月21日 18時) (レス) id: 4b659af7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akanekazemaru
作成日時：2010年3月27日 20時
