No.3 ページ3
「監督、何校が申し込んでいますか？」
「う〜ん……数えてないわ」
三国の問の答えに部員はこけそうになる。部員だけでなく、監督も把握していなかったようだ。
「ちなみに雷門のことは白恋まで伝わっている」
部員はさらに驚く。まさか北海道の白恋中にまで伝わっているとは思わなかったのだろう。
「あ、帝国は申し込んでたぞ！」
円堂が思い出したように叫ぶ。帝国は雷門の長年のライバルだからか、部員は驚くことなく、納得している。
「でも、この状態でやったら帝国が圧勝するだろう」
何度も聞いたことあるその声に、その場にいたものが一斉に振り返る。そこには、様子を見に来たのか、元雷門中サッカー部コーチであり現帝国学園総氏の鬼道有人が立っていた。
「……よし。今日は皆帰ろう。それで休め」
「でも練習は……」
「このまま続けても意味がない。今は円堂に従え」
円堂に反論するもあっさり鬼道にきられ、霧野は小さく返事をして更衣室に入る。他のメンバーもそれに続き更衣室に入る。
「鬼道、吹雪から連絡きてるか？」
「ああ。白恋も断られたと書いてあった」
「取り合えずどこの学校も断ってるからな」
「白恋は明日雷門にくるようだ」
「ふ〜ん……え!？」
円堂は鬼道の一言に驚きが隠せない。練習試合を断ったのにわざわざ北海道から東京にくるのだ。驚くのに無理はないだろう。
「明日か……？」
「明日だ。そろそろでてくるんじゃないか？」
そのとき一番最初に入った霧野が出てくる。
「今日、MTありますよね？」
「ああ」
その後、部員全員が集まり、MTが始まった。
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蜜柑(プロフ) - 香乃月さん» ご指摘、ありがとうございます。返信および、訂正が遅くなり申し訳ありません。余計なお世話などとんでもないです。 (2014年6月29日 13時) (
レス) id: 1c1bf025b9 (このIDを非表示/違反報告)
香乃月 - えっと、確かNo.14のお話ですね！音無先生のセリフがキャプテン→キャオウテン（…だった気がします）余計なお世話かもしれませんが一応(^^;; (2014年3月26日 5時) (レス) id: 34951311f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mikanhp/
作成日時：2013年8月27日 22時
