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夏祭り 7 ページ47

人が帰りあたりが空いてきた頃、

伊「よし、空いてきた、帰ろっか?」

伊野ちゃんは俺の横に立って手を差し伸ばしてきた。

俺は返事をし伊野ちゃんの手に捕まった。

伊「よいっしょ。」

有「え、俺そんな重い!?」

伊「重いよぉ〜、腕ちぎれるかと思った。」

有「そんな…」

伊「ふふ、うそうそ、大丈夫だよ笑笑」

有「何だよ驚かせんなよ!もうちょっとで本気でダイエットするところだったぞ!」

伊「はは、ゴメンってば笑笑」


そんな話をしながら静かな道を2人並んで帰った。

伊野ちゃんの家は今どこにあるのか知らない。

それでも伊野ちゃんは俺の家がある方向を歩いてるから近くなのかな?

あたりが静かだから俺たちの声がよく響く。

笑い声とか、話し声とか。


伊「大ちゃん家、こっちだよね?」

え、何で知ってんの?記憶なくしたはずじゃ…

有「え、何で…」

伊「あ、いやぁ…その、俺、大ちゃんのことちゃんと家まで送りたくて山田に大ちゃんの家の場所聞いてたんだ…勝手に聞いてごめんね」

なんで、そんな優しいんだろう。

何でそこまでしてくれるんだろう。

有「ううん、嬉しい、ありがと。伊野ちゃん。」

伊「うん。山田にもお礼言っとかなきゃね。」

有「そうだな。」



たわいもない話をしていたら俺の家の前に着いてしまった。

有「伊野ちゃん、ありがと。」

伊「あ、大ちゃん家ここ?へぇー、」

有「なんだよ、そんなジロジロ見んな!」

伊野ちゃんほんとに覚えてないんだね。

有「あのね、伊野ちゃ…」

母「大貴?帰ったの?」

有「あ、母さん、うん。」

母「もしかして……け、慧くん…?」

そっか…母さんには伊野ちゃんが帰ってきてたこと言ってなかった。

母「慧くんよね…?久しぶり…こんなに大きくなっちゃって!」

でも伊野ちゃん…覚えてないよね…

伊「ああ!お久しぶりです!挨拶遅くなっちゃって…ごめんなさい…」

母「いいのよー!よかったわねー大貴!また慧くん帰ってきて。」

有「なんだよ…」

母「慧くん大貴のことよろしくね。じゃあ、元気でね。」

そう言って母さんは家に入って行った。

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あぽろ(プロフ) - すごく面白いです!!!!!!更新楽しみにしてます頑張ってください!! (2018年5月2日 20時) (レス) id: 45c25e2e4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピカる | 作成日時:2018年5月1日 1時

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