文化祭 4 ページ31
そんなこんなで伊野ちゃんと抜け出して2人で回ることになった。
「拒否権ないから」って…
夢の言葉で、伊野ちゃんが言ってくれて、
まさか伊野ちゃんが誘ってくれるとは思ってなかった。
伊野ちゃんは今、隣にいる。
でも、緊張して伊野ちゃんのこと見れない。
すると伊野ちゃんが口を開いた。
伊「ねえ、大ちゃん。ごめんね、勝手に連れて来ちゃって…」
…そうやって、ちゃんと後で謝ってくれるところが好き。
有「ううん!その…ビックリしたけど俺もずっと伊野ちゃのこと誘おうと思ってたからさ…」
伊「そっか。ねえ、どこ行く?」
有「え!うーん…」
そんなこと考えてなかった!
どうしよう!
ずーっと頭の中で考えていたら
伊「大ちゃん!」
伊野ちゃんに腕を引かれた
こ、この状況は何でしょうか!?
有「え…?」
伊「危ないよ。」
有「え?」
伊「急にどっか行き出したから焦ったー。」
有「え!?」
伊「そんなに記憶にないって…何考えてたの?」
有「えっとぉ……い…伊野ちゃんの行きたいとこ…」
伊「…」
有「ご!ごめん!!」
伊「っ…あはは!!そんなに悩まなくてもいいよ笑笑」
有「えっ…ご、ごめんなさい?」
伊「はあ…やっぱ大ちゃんおもしれー…」
伊野ちゃんがこんなに笑ってるとこ初めて見た…
伊「大丈夫。回ってて気になったところ行こう?」
有「そ!そうだね!!」
そしてまた伊野ちゃんと歩き出した。
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あぽろ(プロフ) - すごく面白いです!!!!!!更新楽しみにしてます頑張ってください!! (2018年5月2日 20時) (レス) id: 45c25e2e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピカる | 作成日時:2018年5月1日 1時