もう一度… inar (ページ18)

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決断ページ18

あの日から俺は伊野ちゃんのことがすき。

という気持ちをしまって伊野ちゃんのことを諦めた。

決してそんなすぐに諦めたわけじゃない。

ただ諦めたふりをしているだけ。

伊野ちゃんのことがすき。という気持ちに気づかないように。

有「俺、いつからこんな小心者になっちゃったんだろ笑笑」

呆れて、笑いが溢れる。

伊野ちゃんに、謝ろう。

－－－－－－－－
山「おはよ！大ちゃん！」

有「おお！山田！おはよー！」

山田の隣に…伊野ちゃんがいた。

伊「大ちゃん…」

有「…伊野ちゃん！おはよー！今日もいい天気だねぇー！」

俺、芝居下手かよ…

伊「え、お、おはよ」

有「なー！山田！今日は帰らせないからな！？」

そう言って山田の腕を引っ張りその場を離れた。

山「な、なんだよ！？」

有「俺…もうだめ…」

山「ど、どした？すごい下手な芝居してたけど…」

有「山田にもバレてたか…」

山「伊野ちゃんとなんかあった？」

有「それがさぁ…」

昨日の事をすべて山田に話した。

山「はぁ！？キスして、逃げて来た！？」

有「バカ！そん大声で言うなよ！！こんなの話せんの山田しかいないんだからな！」

山「ご、ごめん…でも、大ちゃんが伊野ちゃんのこと好きなの伊野ちゃんが転校して来た日から気づいてたよ。」

有「え！？俺、別にその時伊野ちゃんのこと好きだったわけじゃ…」

山「はあ…バレバレだから。てか、自分で気づいてないってどんだけだよ…」