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7:作戦開始 ページ7

会話が変に途切れないように気をかけながら、良きタイミングでタンマをかける。

「あ、そうなんですね!ん?あ、すみません、電話が……。」
「出ていただいて大丈夫ですよ!」
「ほんとすみません、ありがとうございます!」
本当にその丁度のタイミングで電話が来た。

「もしも〜し!東野でーす!」
降谷さんは訝しげな顔を浮かべてる。

『今大丈夫?回線悪そうだけど。』
「マスター、回線悪いなんて当然っすw私の右手に父が私に着けた盗聴器あるんでw」
『なるほどwなんで壊さないのww』

なんで、か。確かに、なんですぐ壊さなかったんだろう。

「なんで…面白いからとかじゃダメっすか?それより、要件なんです?」
『あー、後で折り返してくれない?』
「今夜は、折り返せないっす。マジで。」
『あ、なんだっけ、決められた婚姻関係だっけ?』
「マスター?腹筋と肋骨どっちがいいっすか?w」
『なんでそのチョイス?!w明日、早めに来てもらっていい?…東野さん、』
「あ、そういうこと。了解っす!」
『よろしく〜w』

はーい、軽く相槌を打って電話を切ろうとした時、真剣な声で「待って」と電話口から聞こえた。

電話口の声の雰囲気が一瞬で変わったので、「どうしました?」と真剣な声で答えた。

『今手元にある盗聴器を壊してから、なんか喋って。』
「マスター、そこまでしなくていいですよ。この盗聴器、見たところ結構するんで、壊すのすごいもったいない気持ちが強いんすよね〜wあ…60秒、待っててくださいね?」
『は?嗚呼。』

そう言い、ミュートして降谷さんにむく。

「どうします?これ。私の通話相手が、壊してからなにか喋れと私に指示してきたのでこれの他に私の周りになにかついていたら、音声の不調で向こうにはわかるという算段だと思いますよ!」
「…なんでそんなに知識があるんですか?」

「マスター、かなりの童顔なんですよ。昔、女子高生に同年代に間違われた時にストーカーされた挙句盗聴器つけられたことがあるらしいんで…w」
「あぁ…なるほど。。それはそれは、、」
「……壊しますね笑」
「はい笑」

壊してからミュートを解除してマスターに声をかける。

「マスター!」
『壊した?音質は完全に戻った訳では無さそうだよ。』
「……へぇ。。。そういえば、マスターって今まで1番若い年齢で見られたのっていくつです?」
『服の裾とか足じゃないかな、それ以上の特定はできないからそちらでよろしく。』ブチッ

切られた。もうひとつあるんか…。

8:結果→←6:スイートレストラン



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紅葉楓(プロフ) - 紅音時 楼寿さん» 楽しみにしていただいてありがとうございます!応援、励みになります!これまでよりゆっくりになってしまいますが、これからも更新し続けます!頑張ります!!! (4月10日 22時) (レス) id: 68bcdf560e (このIDを非表示/違反報告)
紅音時 楼寿(プロフ) - いつも楽しみにしています!更新頑張ってください♪ (4月9日 8時) (レス) @page27 id: 4c57eb2496 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉楓 | 作成日時:2024年3月5日 15時

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