席順 ページ2
新学期が始まって3日がたった
だんだんとクラスでグループができてきた日、担任のハゲジジイこと
可愛い女の子と近くなれたらいいなぁ、あと窓際の1番後ろ！！
なんて願いながらくじを引いた
が、、、これがいけなかったのだろうか
窓際の後ろから2番目になれたのはとっても嬉しかったのだが
隣の席がバレー部で、学校中で人気の宮兄弟の片割れの宮治くん
私の後ろは同じくバレー部のイケメンくん角名倫太郎くん
誰が見ても女子が羨ましがる場所になってしまった
えっ、男子友達は多い方だけど、こんなイケメンくんに席挟まれるとかキツすぎん？！
｢Aさんやっけ？俺よく寝てしまうけんそん時はノート貸してな｣
｢……ごめん、とっても申し訳ないんだけど私去年の授業半分くらい寝てるんだよね………｣
｢えっ…まじか……｣
治くんの絶望した声と同時に、角名くんが俯いて肩をプルプルと震えさせていた
｢どんまい治、別の子にノート借りなよ。
俺角名倫太郎、よろしくねAさん｣
｢あ、うんよろしく｣
何とかイケメン2人との気まずい空気から解放されたお昼休み
私は高１から仲の良いミナとお昼を食べていた。
｢Aいいなぁ〜！あの2人と近くの席になれるなんて！！｣
｢むしろ変わってほしいくらいなんですけど……
ていうか、どーせ席近くなるならまだ話したことない女の子とがよかったわ！｣
あんな2人のイケメンに挟まれたら、ファンクラブの子から嫌われたり陰口叩かれるわ！
｢出たよ、Aの女の子大好き病
そんなんだから、1度も彼氏が出来ないんだよ？？｣
ミナに痛いとこをつかれて、｢ぐぅっ…！！｣と呻き声をあげた
昼食を食べ終え、授業のチャイムがなるギリギリまで自分の席には着かず、クラスの女の子達に話しかけていた
別に2人に話しかけられるとか、そんなおこがましいことを思っているわけではない！！決して！！
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オーちゃん(プロフ) - 案山子さん» コメントありがとうございます。これからも頑張って書いていきます！！ (2020年8月26日 7時) (
レス) id: 9e7ebbb79e (このIDを非表示/違反報告)
案山子 - 面白いです! 無理しない程度に更新頑張ってください。 (2020年8月23日 11時) (レス) id: 483e82a52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オーちゃん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novelErikaOonisi/
作成日時：2020年8月16日 0時
